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第23回放送

本部長 : スカイロケットカンパニー、本部長のマンボーやしろです。

秘書 :秘書の浜崎美保です。ここからの時間は。

本部長 :『7つの習慣』Presentsパラダイムシフト・セミナー。

秘書 :スカイロケットカンパニーの社員研修『パラダイムシフト・セミナー』。
このセミナーでは、大ベストセラー書籍『7つの習慣』をもとに、
仕事や私生活の中で変えたいと思っている考え方や行動につて、リスナー社員の皆さんと考えていきます。
このセミナーの講師、トップファシリテーターを務めてくださるのは、FCEグループの石井努さんです。

石井 :リスナー社員の皆さん、お疲れ様です。今週もですね、どうぞよろしくお願いいたします。

本部長 :よろしくお願いします。

秘書 :それでは早速、今週のメッセージご紹介します。
茨城県、49歳男性、マイルド戦車さん。

本部長 :マイルド戦車さん。

秘書 :管理職をしています。
仕事をするうえで、部下が仕上げた書類などを添削する際、何処までやるべきか悩んでいます。
部下が作った物がなるべく活かされるよう、修正を最小限にしたいと考えていますが、
自分の理想を追うと、かなり修正することが多々あります。
    
次回以降の仕事の精度が上がるよう、色々説明したりするのですが、
中々自分が納得できるものが上がってこない状態で歯痒い思いをしています。 
最近は、自分の納得するレベルを、
業務に支障がないことを前提に下げた方がいいのかと悩んでいます。
何かいいアドバイスがあれば、よろしくお願いします。

本部長 :これ、難しいですよね。
自分の理想というか、やってきた経験があって、年齢もあると思いますけども。
若い人に任せた仕事がですね、
どこまでこう自分が口を出すべきか、修正するべきか、というのは。

そうですね、個人的には、その今最後に書いてあったようにですね、
勿論ね、業務に支障が無い事を前提にということですけれども、
自分の中の納得のレベルを下げる。
下げる、下げることで他の人の可能性とか、自分の知らない枝葉を見つけるというか、
なんか、僕はそっちなのかなと思っちゃいますけども。

秘書 :石井さん、この考え方どうすれば良いのでしょうか。

石井 :はい、ありがとうございます。
いや、本当にこれ、難しい問題だと思うんですよね。
他人に物を教える時は、どこまでやるべきなのだろうか、ということは、
部下をお持ちの方もそうですし、もしかしたら、お子さんをお持ちの皆さんも含めて、
永遠のテーマのような、本当に難しい問題だと思うんですね。

私も部下がおりますけど、部下が優秀なので凄い助かっているのですが、
とは言え、細かくどこまでっていうところは、悩み続けているところです。

今回は、いろいろなビジネスパーソンにお聞きしてきた中から、
少しでもお役に立つんじゃないかなという内容を、
ご紹介させていただきたいと思います。

整理の仕方としては、「1つの決断」というお話と、
「2つのスタンス」ということで、ご紹介していきたいと思います。
    
本部長 :1つの決断、2つのスタンス。はい。

秘書 :では今日も順番に、お願いします。
まずは「1つの決断」のお話ですね。  

石井 :はい、ありがとうございます。
まず「決断」ですが、これはシンプルに、
部下に対する自分のスタンスを明確にしましょう、
それを決めましょう、というお話です。

大きく分類すると、スタンスは2つに分かれるかなと思うんですが。

1つは、部下は自分のアシスタントだ、と。
なので、育つも育たないも、自分次第。
ちょっとこうドライなんですけれども、そういったスタンスが1つ。 

もう1つが、部下とは上司が成長させる対象なのだ、それが仕事なんだ、
という風に、教育者というスタンスですね。

本部長 :どっちが正解、不正解じゃないような気もしますし。

石井 :おっしゃる通りです。

本部長 :両方ありますよね。

石井 :はい、その通りです。
両方あって、どっちが良い、悪いではなくて、
もうまさにこれが、今回のテーマの『パラダイム』なんですね。
    
ただ、今週のメンタルのお話ではないのですが、
実はどちらかに決められずに、中途半端になっちゃってるのが、
一番メンタル的にはキツいんですよね。

なので、教えてあげたいけど出来てないとか、
一生懸命教えたけど、実はさっとやった方が良いとか、
という感じの時に、やっぱり苦しくなってくるので、
まず1つは、今この瞬間はどっちのスタンスが良いのだろうか、ということを決めること。

これが、「1つ目の決断」というお話でございます。

本部長 :はい。スタンスを決める、これ大事なことだと思いますね。

秘書 :それでは次に、「2つのスタンス」について、詳しくお願いします。

石井 :はい。では、1つ目から順番にいきたいと思います。
 
先ほどご紹介したスタンスなんですが、
1つ目は「部下は自分の仕事のアシスタント。育つも育たないも自分次第なんだ。」、
というように、ちょっとドライな、一見冷たく見える感じなんですが。

実際のところ、状況によっては、手取り足取り教えなくても、
むしろその方が部下のためになったり、
もしくは、お客様相手だとすると、その方が良い成果になったり、
何より、そういう風にやるしか許されない、現実的な状況があったりするんですよね。

なので、そういう時にはもう割り切って、今はとにかくやって下さいと、
その結果出てきたものは、私の方で修正して最後出しますから、
という感じで、割り切ってやってしまうというのが、1つ目のスタンスなんですが。

本部長、いかがでしょうか。
こういった、パッと割り切って、後輩の指導とかの時に、
細かく教えるというよりは、今はとにかくやってみて、
そのアウトプットは、自分の方で後で修正するから、というような感じで、
まずやってみて、ていう感じになる時ってありませんか。

本部長 :弟子がいるんですけど、洒落半分で脚本の弟子ですけども。
一生懸命やっていて、基本的には好きなようにやりなってことで、
ほとんど口出さないんですけれども。

今年1本、舞台の脚本を共同で書いたことがあるんですけど、
その時はとにかく、僕が1回ざっくりとした指示出すから、そういう風に好きなように書いてみて、
それを受けて僕が後で直して、それのターンを何回も繰り返してから、
という感じでやりましたけれども。

石井 :素晴らしいですね。
一旦は、やってみて、という状態になるということですよね。

本部長 :やってみてって。はい。

石井 :本当にこういう風に、まずは役割に徹してという風なスタンスで、
やった方が良い時って、結構あったりしてですね。

繰り返しの中で学んでいくものだったりとか、
本当に時間が無い時とかですね、
というのは、凄く現実的なスタンスだったりするんですけれども。

ただ一方で、このスタンスではないスタンスというのも、
もう1個、2つ目のスタンスとして、ご紹介していきたいと思います。

秘書 :ではその、もう1つのスタンスの内容、ご紹介ください。

石井 :はい、ありがとうございます。
もう1つは、先ほどお伝えした通りなのですが、
「部下とは上司が成長させる対象なんだ。それも自分の仕事なんだ。」ということで、
まさに教育者になるのが自分の役割なんだ、というスタンスですね。

ただまあ、教育するという人になる『パラダイム』は、
やっぱり知っておいていただいた方が、
その部下に接する時のメンタルも整うと思いますので、
ちょっとその辺りを、今日ご紹介していきたいと思うんです。

有名な過去の教育者の方で、一説によると戦後教育の父と呼ばれたような方で、
森信三さんという、有名な方がいらっしゃるんですが。
この方の言葉がですね、
教育者って自分がスタンスを決めるのであれば、参考になる言葉があるので、
ちょっとそれをご紹介させていただいて、
是非本部長、どうお感じになったか教えていただきたいと思うんですけれど。

本部長 :はい。

石井 :その言葉というのが、

「教育とは、流れる川の水に字を書くように儚いものだ。」

と言っているんですね。
なのでもう、流れる水に字を書いても流れていっちゃうんですが、
そのぐらい儚いものなんだ、ということなんですけど、どうでしょう。

本部長 :僕は、教育者っていう風に自分が思ったことが無いので、とっても難しいですけど。
凄い表現だな、とは思いますけれども。

石井 :ありがとうございます。そうなんですよね。
なので結構その、やってもやっても、というところが、教育をしているとあって、
先ほどの、投稿いただいた内容の中にも、
「どこまで」と悩み始めるのは、実はこの辺りかなって思うんですが。
 
実はこの言葉、続きがありまして。

本部長 :なるほど!

石井 :続きがですね、

「だが、それを岸壁に刻むような真剣さで取り組まなければならない。
取り組み続けなければならない」と。

くあぁー!って感じですけどね。

本部長 :教育者を選択したくなくなりますね。

秘書・石井 :(笑)

本部長 :(笑)これは。

石井 :そうなんですよね。
もう本当に、いや、もしかしたら本当に毎回同じこと繰り返すかもしれないけど、
でも真剣にやり続けるっていうことが必要なんだっていう、
教育者としての在り方を、表している言葉なんじゃないかなって思うんですが。

本部長 :親だったり上司だったりっていうのは、
先ほどからあれですけれども、スタンスを選ぶことも大事ですし、
教育者側の方を取ることもあるから、この言葉は強烈ですね。

石井 :本当にあの、最初に見たときはもう衝撃を受けまして。

ただ、ちょっと気合論のように見えるんですけれども、
実は科学的な裏付けというか、
実際にこういうスタンス必要なんですよ、というのが証明されてたりするんですね。
それをちょっと最後にご紹介したいと思うのですが。

これも有名なグラフなんですけれども、
学習の成長曲線というグラフが、研究の結果として出ていまして。

横軸に学習時間、縦軸に学習の成果、という風に捉えると、
私たちがイメージしがちなのは、
どちらかというと学習時間使えば使うほど、そのまんま成果が上がるという、
比例する右肩上がりを、イメージしがちなんですよね。

本部長 :直線の、右にバーッて上がっていく線ですね。はい。

石井 :そうです、そうです。
 
ところが実際やってみると、時間掛けども掛けども成果が出てこない。
なので、いくら経っても、これ無駄なんじゃないかっていう停滞する時期が、
ずっと続いていくんですね。

ところが、ある1点を超えると、
ドーンと成果が急角度に上がっていく、ブレイクのタイミングがでてきますよ、
というのが、実はこの学習の成長曲線に出ていることなんですね。

本部長 :これ本当に、仕事だけじゃなくて、勉強もそうかもしれませんし、
芸事もそうかもしれないし、ダイエットなんかもそうかもしれないし。
急に、動き出しますよね。

石井 :そうなんですよね。
逆にそれまでが、あまりにいろいろやっても何にも起きないので、
多くの方ってそこで終わって。

秘書 :挫折を。

石井 :そうなんですよ。

本部長 :メンタル折れるんですよ。
やっても、努力なんかどうせ報われないのかっていうね、その、はい。

石井 :そうなんです。
これがまさにさっき、森信三さんの話にあった、
「それでも岸壁に刻むような真剣さで、取り組まなければならない。」
いつかは。次の1回で。
  
私の家には、松岡修造さんの日めくりカレンダーがあるんですけれども、その中の1つにも、
「次の1回で、その壁は壊れるかもしれない。」と書いてあったりするんですね。

本部長 :うーん、良い言葉!

石井 :そういう風に、相手の可能性を信じて、
伝え続ける、教育し続けるスタンスっていうのは、必要なのかなと。

意外となんですけど、そういう風に腹をくくると、
自分のメンタルも安定してきたり、ということが起きたりいたします。

ということで、今日は具体的な方法というよりは、
メンタルというか、スタンスの方に話をさせていただきましたが。
特に最後の部分ですね。
最後の部分は、もしかすると教育者のスタンスは、
お子さんをお持ちの親御さん、当て嵌まる部分もあるかもしれませんので、
少しでも、ラジオネーム、マイルド戦車さんのお役に立てればと思います。

本部長 :ありがとうございます。

秘書 :さあ、このパラダイムシフト・セミナーでは、リスナー社員の皆さまからメッセージを募集しています。
テーマは『仕事や私生活の中で変えたいと思っている考え方や行動』です。例えば、
   
リモート会議の無駄を減らして、効率よく進めたい、
1人暮らしをした方が良いと思っているけれど、実家が楽で出られない、
子供につい細かく口出ししてしまう、もっと待てるようになりたい、

など、メッセージはスカロケの特設サイトからお送りください。
メッセージを送っていただいた方の中から抽選で3名様にオリジナルステッカーを、
そして採用された方には、オリジナルステッカーと書籍『7つの習慣』をプレゼントします。
FCEグループのトップファシリテーター石井努さん、ありがとうございました。

石井 :ありがとうございました。

リスナーさんの声

TOKYO FM「Skyrocket company」内
毎週水曜 18:40~18:50放送中

『7つの習慣』関連サイト

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『7つの習慣』出版社
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