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第22回放送
本部長 :スカイロケットカンパニー、本部長のマンボーやしろです。 秘書 :秘書の浜崎美保です。ここからの時間は。 本部長 :『7つの習慣』Presentsパラダイムシフト・セミナー。 秘書 :スカイロケットカンパニーの社員研修『パラダイムシフト・セミナー』。 このセミナーでは、大ベストセラー書籍『7つの習慣』をもとに、 仕事や私生活の中で変えたいと思っている考え方や行動につて、リスナー社員の皆さんと考えていきます。 このセミナーの講師、トップファシリテーターを務めてくださるのは、FCEグループの石井努さんです。 石井 :リスナー社員の皆さん、お疲れ様です。今週も、どうぞよろしくお願いいたします。 本部長 :よろしくお願いします。 秘書 :それでは、今週のメッセージご紹介します。 東京都、36歳男性、きりさん。 本部長 :きりさん。 秘書 :小売業の仕事をしているのですが、 過去の延長線上では成り立たなくなることを肌で感じています。 どのように『パラダイムシフト』していくべきか知見も無い為、日々迷っています。 コロナの影響で、世の中のスピードが一層早くなった現代において、 行動力が重要だと認識しております。 毎日勉強を怠らず、『パラダイムシフト』出来るよう励んでいきたいと思います。 本部長 :これは、もう本当にこのコロナ禍において、 うちの番組に『7つの習慣』、このコーナーがあって良かったと思うのは、 世界が『パラダイムシフト』を・・・。 こんなことって経験したことの無い人の方が多いと思うんですよ。 それなんで、皆さんが結構手探りの状態だと思いますし、 ルール、様式も変わってきてるんで、 これは結構本当に、きりさんが、なんて言うんでしょう、 いろいろと大きな意味での、質問の1つというか・・・うん、思いますね。 秘書 :この考え方、石井さん、どうすれば良いのでしょうか。 石井 :はい、ありがとうございます。 もう本当、おっしゃる通りで、過去の延長にはない未来というのに対して、 どんな『パラダイム』を持つべくなのでしょうか、というのが今回の内容だと思うので。 そういったことに、ちょっと役に立つですね、内容を、 1つの『パラダイム』を、3つくらいのエピソードのクイズを交えながら、 ご紹介していきたいと思います。 秘書 :分かりました。 早速ですが、1つ目のエピソードをお願いします。 石井 :はい、ありがとうございます。 1つ目のエピソードは、ダーウィンの話なんですね。 早速ちょっと、クイズ的にやっていきたいと思うのですが。 ダーウィンって、進化論のダーウィンです。 彼が言ったといわれているんですが、諸説あって、 言ってないかもしれないといわれているんですが、有名な言葉がありまして。 その答えからちょっと、クエスチョンを出したいと思うんですね。 その言葉というのが、 生き残るのは、最も強い生き物ではない。最も賢い生き物でもない。 最も〇〇な生き物である。 なのですが、この〇〇のところって、何が入るでしょうかというクイズなのですが。 さあ、本部長、いかがでしょう。 本部長 :これはでも、聞いたことある人の方が多いかもしれないですね。 ちょっとニュアンスになっちゃうかもしれないんですけど、対応力ですよね。 石井 :もう、おっしゃる通り。 ピンポンピンポン!って感じですが。ありがとうございます。 本部長 :ボケようかなって思ったんですけど、割りとこう、 流石にそれ知ってるんじゃないって言う人もいるかもしれないって思って。 石井 :ありがとうございます。 いろんな言い方があるんですけれども、 最も、環境の変化に適応した生き物である。 という言い方が、結構出てるんですよね。 なので、確かに過去の時代を見れば、 マンモスとか恐竜とか強い生き物、賢い生き物もいたと思うのですが、 結局は環境の変化、氷河期とかですね、でほぼ絶滅をしてしまう。 なので、ここで持ちたいのは、今時代の変化が激しい、 それに対して対応するには、強いとか賢い以上に、 環境の変化に適応するんだっていう『パラグラム』を、まず大前提として持つ、 これが、大切なんじゃないかというのが、 今、1つ目のクイズでお伝えしたいことだったんですね。 秘書 :それでは、2つ目、お願いします。 石井 :さてその次ということで、 環境の変化に適応するというのは、具体的に何をやるの? 本部長 :そうですね。そうですね、はい。 石井 :ということになると思うので、次は足袋からタイヤ、 足袋というのは履く足袋ですけど、 というテーマで、ちょっとまたクイズを出していきたいと思うんです。 環境に適応するという意味では、まさに会社、 企業が生き残っていくためには、凄く必要なことなので、 経営者の方の中に、結構言ってるのは、 うちは何業なんだって聞かれたときに、うちは環境適応業なんだ、 という経営者の方、結構いらっしゃって。 なので、小売業とかそういうのじゃなくて、環境適応業ですね。 よく見れば、確かに成長をしている企業って、 創業にやっていた事業を、やってない会社って結構多いんですね。 本部長 :任天堂が、花札売ってたみたいな。 石井 :そうそう、そうです、そうです。 本部長・秘書 :(笑) 石井 :そうなんです。 実はそこにヒントがあるんじゃないかなと思ってまして。 例えば、今のお話に近いんですけど、 タイヤメーカーさんで、ブリジストンさんという立派な会社がありますけれども、 あそこは、最初は仕立て屋さんだったんですよ。 本部長 :えっ?!お洋服ですか。 石井 :そうなんです。 その中の足袋に注力をし始めて、足袋底に、ゴムを入れ始めたんですよ。 本部長・秘書 :はぁー!!! 石井 :その後に、ゴムをメインに扱うようになって、 タイヤ部という部署を作ったんですね。 秘書 :凄い。 石井 :それが、今のブリジストンに繋がっているんです。 そういう感じで、適応していってるんですが、今のブリジストンさんの話の中に、 環境に適応するために大切なポイントがあるんですけど、 どんなところが、大切になってきそうだなって思いますか。 本部長 :えっ?!仕立ての中から、足袋というピンポイントを選んだなってくらい。 石井 :ありがとうございます。 そこの部分は、本当に経営を集中するって言う意味で、 社主を読ませていただいても、凄い大事な決断だったって書いてあるんですけど。 全体を通してみると、実はポイントというのは、環境の変化を予測すること。 本部長 :予測! 石井 :そしてもう1つは、その予測に基づいて準備をすることなんですね。 本部長 :予測と準備。 石井 :今のブリジストンさんの話ですと、 多分、人はこれから移動手段が、歩きではなくて車になってくるだろう、 という予測があったんですね。 それを基に、タイヤ部っていうのを作って準備をしたので、 恐らく適応をして、今素晴らしい企業になっていらっしゃると思うんですね。 なので、こういった形で、 環境に適応するっていうのは具体的に何かというと、 変化を予測することと、それに対して準備をすること。 これが、2つ目にお伝えしたい内容でございます。 本部長 :はい。1個づつが、何と言うんですかね、大きいというか、 本当に大事なことですよね。 秘書 :予測と準備。 本部長 :なんか、1つ目の変化というか、その適応能力というものから始まって、 じゃどういうことかって言うと、予測と準備。 ということで、これ3つ目が何になるんでしょうかね。 秘書 :気になります。 石井 :3つ目は、具体的に私たちも身近に実は感じているんですよ、 という話をちょっとお伝えしようと思っていまして。 ぐっと身近になりまして、FacebookとInstagramの話を、 ちょっとここに持ってきたいと思っているんですね。 皆さんもお使いになっている方多いと思うんですけど。 Facebookってもともとは学生が使うSNSとしてスタートしたんですけれども、 今はメインユーザーが、40代、50代くらいが結構多くなってきていて。 本部長 :Facebook、はい。 石井 :一方で、Instagramはやっぱり10代、20代。 なので、時代からすると、どんどんユーザー数を伸ばしているのは、 Instagramの方が実は伸びていまして。 ここでちょっとクエスチョンなんですけれども。 Facebook側の立場にたってみてください。 Facebookは、Instagramが出てきてどんどん伸びてきている、 じゃ、Facebookの創業者マークザッカーバーグは、 Instagramに対してどんな気持ちを持っていると思いますか。 これ、選択肢を出します。 本部長 :Instagramにどんな気持ちか。はい。 石井 :Aは、厄介だな、困ったな、と焦っている。 Bは、良かったよ、と大喜びしている。 どちらが近いと思いますか。 本部長 :Aです。 石井 :A。はい、不正解です! 本部長 :あぁ。(笑) いや、普通に考えたらやっぱり、 Facebook王朝を崩されたということでいけば。 石井 :そうなんです。おっしゃる通りなんです。 実はこれ、10代から20代のInstagramを使っている方に聞くと、 喜んでるんじゃないですか、という方って結構いらっしゃるんですね。 それはあの、Instagramの公式ページに行っていただくと分かるんですけど、 下の方に、Instagram from Facebookって書いてあるんですね。 本部長 :えっ?!あ、そうなんですか? 石井 :実は、2012年にFacebookはInstagramを買収してるんですね。 本部長 :はぁー!! 石井 :で、ここで、これはクイズではなくて、想像していただきたいんですけど。 一体いくらくらいで買収したんだろう、ってことなんですけれど。 これもニュースになっているんですが、 当時Facebookが買収した時っていうのは、Instagramはサービス提供を始めてから2年目。 本部長 :そんな早いタイミングで。 石井 :社員数は13人。そして、売り上げはゼロです。 本部長・秘書 :へぇー!! 石井 :この会社をいくらで買ったのでしょうか。ザッカーバーグは。 本部長 :いやぁ・・・5千万くらいですか。 石井 :ありがとうございます。 結構これ、そんなもんじゃないかなって私も思ったんですけど、 実は買った金額は、800億なんですね。 本部長 :はぁー!! 石井 :凄い金額で買っているんですが、実はその後今、 Instagramの時価総額を見ると、2兆円を超えているんですね。 これが、まさに予測して、準備をするという意味では、 予測という意味で言うと、きっとこのままいくと足元をすくわれるかもしれない、 なので、時代が変わっちゃうかもしれないから、どうしたらいいだろう、 で、一緒にやっていったらより相乗効果があるんじゃないか、 ということで、ご一緒になったんです。 ということで、ちょっと身近にあるんですけれども、 こんな風に、本当に適応しているところは伸ばしていってる、 というのが、3つ目のポイントでした。 本部長 :大きな変化が世界を襲っていますけれども、 その変化に対する向き合い方っていうのは、もしかしたら、そこは変わっていなくて、 強いやつを味方に入れるなんて、恐らく戦国時代から戦略としてあったと思いますし。 いやだから、僕たちの考え方だとかは、 そんなに大きく変わってないのかもしれないですね。 ありがとうございます。 秘書 :それでは最後に、今日の『パラダイムシフト・セミナー』の纏めをいただけますか。 石井 :今回、3つエピソードを紹介したんですが、 どれも、その人特別だったんじゃないかな、 ザッカーバーグだったからできたんじゃないかな、と思う人多いと思うんですね。 実はこれも、『パラダイム』なんですね。 自分には出来ないのではないかという『パラダイム』を持ってしまうと、 やっぱり人はそれをやらなくなる、避けてしまう、 つまり、予想するのは無理だって諦めてしまうことになるので、 凄く身近なことからで良いので、ちょっとずつ自分に関わる未来を予測する。 例えば、人口がどう変わっていくのだろう、とか、 デジタルはどう影響するのだろう、ということを考えていく事から始めて、 予想はずれることが多いのですが、そのずれこそが学びであったり、 もしくは気付くこと、修正できることになるのではないかと思っています。 これは、会社だけではなくて、人生にとっても大切ではないでしょうかと。 ということで、少しでもきりさんのお役に立っていれば嬉しいです。 秘書 :さあ、このパラダイムシフト・セミナーでは、リスナー社員の皆さまからメッセージを募集しています。 テーマは『仕事や私生活の中で変えたいと思っている考え方や行動』です。 リモート会議の無駄を減らして、効率よく進めたい、 1人暮らしをした方が良いと思っているけれど、実家が楽で出られない、 子供について細かく口出ししてしまう、もっと待てるようになりたい、 など、メッセージはスカロケの特設サイトからお送りください。 メッセージ送っていただいた方の中から抽選で3名様にオリジナルステッカーを、 そしてメッセージが採用された方には、オリジナルステッカーと書籍『7つの習慣』をプレゼントします。 FCEグループのトップファシリテーター石井努さんでした。ありがとうございました。 石井 :ありがとうございました。
リスナーさんの声
石井さん
— あーでるはいど (@BobAkkiy) September 1, 2021
あーかママさん
ようやくグラレコまとめ終わりました😊
個人的にブリヂストンさんのお話好きでした😊@tishii2106141@RAYhandsup@FCE_JP@7habits_fce@7habitsj_fcee#パラダイムシフトセミナー#7つの習慣
#スカロケ pic.twitter.com/e4HDYFCYRN
予測は多少ズレても仕方ない。
— あーかママ@あーかママンヌ (@RAYhandsup) September 1, 2021
ただ、ズレた先が学びでその次に活かして行く事。まずは勇気を持ってやってみようと思います🙋♀️
マンモス感がないマンモスと肉食感がない恐竜が今日のハイライトです。(ダーウィンと、タイヤは諦めた🤣)
#スカロケ #7つの習慣 #パラダイムシフトセミナー pic.twitter.com/dUwuuns8SK