「最近、少し疲れているかもしれない」
目まぐるしく変化するビジネス環境の中で、そう感じたことのない方はいないのではないでしょうか。
私たちは日々、予期せぬトラブルや高い目標など、多くのストレスにさらされています。かつては「根性」や「気合」で片付けられてきたこれらの負荷も、今や企業の生産性を左右する重大な課題と言われています。近年、プレゼンティーズムという、出勤していても心身の不調によって業務効率が低下している状態を表す言葉も注目され、本人も周囲も気づきにくいまま、生産性が低下し、その損失は7.3兆円に上るとも言われています。
(出典: https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2025/20250611hara.html)
FCEは、パーパスとして「チャレンジあふれる未来をつくる」を掲げています。新しい価値を創造するために、私たちは常に挑戦を続けてきました。しかし、挑戦には必ず「困難」や「壁」がつきまといます。その壁にぶつかったとき、心をすり減らして立ち止まるのではなく、いかにしなやかに、力強く立ち直れるか。
この「回復力(レジリエンス)」は、実は筋肉と同じようにトレーニングで鍛えることが可能です。そこで、レジリエンスとマッスルを掛け合わせ、心の筋肉を鍛えるという意味を込めて命名されたのが、自社開発の研修プログラム「レッスル®」です。本プログラムは、書籍『レジリエンスの鍛え方』がベストセラーとなり、レジリエンス研究の第一人者の一人である久世浩司氏の監修を受けて開発されました。

今回は、FCEがリリースしたこの“攻めの予防プログラム”の紹介とともに、全社員が受講してみての変化をお届けいたします!
併せて、FCEが提供するその他の研修についてもぜひご覧ください
▶「お客様の成長のためには何ができるか」会社の根幹をつくる研修「7つの習慣®︎ BusinessOwnership」
1.なぜ、今「レジリエンス」が必要なのか
昨今、多くの企業で「メンタルヘルス対策」が重要視されています。しかし、その多くは、不調をきたした社員をサポートする「守り」の対策に留まっているのが現状ではないでしょうか。もちろんそれも不可欠ですが、FCEが目指すのはその一歩先にある「攻め」の姿勢です。
レジリエンスとは、単にストレスに耐えることではありません。逆境に直面した際に、それを成長の糧として捉え直し、以前よりも高いパフォーマンスを出せるほどに回復する力のことです。
なぜ今、この力が必要とされているのか。それは、ビジネスの不確実性が極限まで高まっているからです。計画通りに進まないこと、未知の課題に直面すること、時には手痛い失敗をすることも。これらは「チャレンジあふれる未来をつくる」過程において、避けては通れない事象です。
もし、こうした壁にぶつかるたびに組織全体が萎縮し、社員が自信を失ってしまえば、新しい挑戦は生まれません。反対に、一人ひとりが「しなやかな強さ」を持っていれば、困難はむしろチームの結束や個人の成長を加速させるトリガーに変わります。
一人ひとりの心のレジリエンスを高めることで、組織全体の活力に変えていく。これこそが、これからの強い組織に求められる「攻めの予防」の正体なのです。
2. 新プログラム「レッスル®」が目指すもの
「レッスル®」を一言で言えば、ビジネスの現場で「折れない心」ではなく「立ち直るしなやかさ」を身につけるための筋トレです。
皆さんも、仕事でミスをした時に数時間引きずってしまったり、苦手な人からの連絡に動揺したりすることはありませんか? レッスルは、そうした「心の反応」を自分の意志でコントロールする技術を学ぶ場です。
例えば、研修では以下のようなことを行います。
・心の「癖」を知る:自分がどんな時に落ち込みやすいか、パターンを把握する。
・「解釈」を換える:起きた出来事に対して、反射的に「最悪だ」と思うのではなく、「ここから得られる学びは何か?」と自分に問いかける練習をする。
いわば、心に強い負荷がかかったときの「精神的な受け身の取り方」を学ぶことに近いイメージです。受け身を知らずに投げられれば大きなダメージを負いますが、受け身を身につけていれば、衝撃をしなやかに受け止め、回復へとつなげることができます。
このプログラムが目指すのは、社員が「ご機嫌」で、かつ「高いパフォーマンス」を出し続ける状態。感情の波に飲み込まれる時間を短くし、本来やるべき仕事にエネルギーを注げるようにすること。
それが、FCEの提供するレジリエンス研修の本質です。

3. 全社員受講!「自らが体現者になる」という決意
実は、こんな記事を書いているFCEも、
メンタルヘルスや社員のレジリエンスという課題に無縁なわけではありません。
「チャレンジあふれる未来をつくる」という目標に向かっているからこそ、日々ハードな場面に直面することも多く、ときには心が折れそうになったり、プレッシャーに押しつぶされそうになったりする社員もいます。私たちも、皆さんと同じように悩み、試行錯誤を続けている一企業なのです。
だからこそ、今回「レッスル®」をリリースするにあたり、まずは自分たちがその一番の恩恵を受けようと考えました。役員から現場の社員まで全員で受講し、自分たちの「心の筋肉」を一緒に鍛えることにしたのです。
全社員が受講した理由は、もう一つあります。それは、実際に自分たちが使い倒すことで、プログラムをより実践的で血の通ったものに進化させたかったからです。
研修を通じて見えてきた「ここはもっとこう言ったほうが伝わる」「このワークは現場では少し難しい」といった社員たちのリアルなフィードバックを、サービスの中身にも少しずつ反映させていきました。
自分たちの課題に向き合う。そして、そこで得た気づきを商品に込めていく。そうして生まれた「レッスル®」は、FCEという組織が自ら変化しようともがきながら磨き上げた、等身大のプログラムなのです。
4.実際に「レッスル®」を受けて変わった、私たちの景色
全社員受講後のアンケートには、役職や年齢を問わず、多くの社員から率直な気づきが寄せられました。
それらを振り返るとこの研修が単なる知識の習得ではなく、
日々の行動を具体的に変えるきっかけになっていることが分かります。
特に象徴的だったのは、以下のような変化です。
●自分の中にある「思考の癖」と向き合う
本研修では、自分自身が無意識にとらわれている思考の癖や反応パターンに気づき、
それらと適切な距離を取ることを学びます。
受講後、社員からは次のような声が寄せられています。
・「自分が“正しさ”に強く反応しやすい傾向があることに気づけた」
・「感情が動いた瞬間に、一度立ち止まって状況を客観的に捉え直せるようになった」
・「過剰な不安を事実(ファクト)と切り分けて考えられるようになり、冷静に判断できる場面が増えた」
●「睡眠」と「感謝」も大切なレジリエンス
「睡眠こそ最大の資本」という再認識も、多くの社員に刺さったポイントでした。「寝る前に、その日できたことを3つ書き出す」といった具体的なアクション(ジャーナリング)を習慣化し始めた社員も多く、翌朝のコンディションを自分自身で整えようとする意識が高まっています。
●「助けて」と言える文化への一歩
「自分一人の力で何とかしなければ」と抱え込みがちだったメンバーからは、
・「社会的支援のパートを受けて、周りに頼ることの大切さを実感した」
・「あらかじめサポーターにお願いしておくことで、心理的なハードルが下がった」という声が上がりました。
これは、組織としてのチームワークを底上げする大きな変化です。
「レジリエンスはポジティブシンキングとは違う。鍛えることができるスキルだ」
という認識が広まったことで、困難を「避けるべきトラブル」ではなく「成長のための筋トレ」と捉える空気が、確実にFCEの中に浸透し始めています。
5.しなやかな組織が、社会の「チャレンジ」を支える
一人ひとりが「心の筋肉」を鍛え、しなやかに立ち直る力を身につけること。それは単に「仕事が楽になる」というレベルを超えて、私たちが目指す「チャレンジあふれる未来をつくる」ための大きな原動力になると信じています。
何かに挑戦しようとすれば、必ず失敗や批判、予期せぬトラブルといった「向かい風」が吹きます。その風を恐れて足が止まってしまう組織では、社会をより良くするような新しい価値は生まれません。
しかし、もし組織の全員が「風が吹いても、また立ち上がればいい」「この困難は自分たちを強くするトレーニングだ」と本気で思えていたらどうでしょうか。
そこには、失敗を恐れずに打席に立ち続ける、圧倒的な活気が生まれるはずです。
FCEが「レッスル®」を通じて、自らも学び、お客様にも提供していきたいのは、
まさにそんな「挑戦し続ける勇気」です。
社員一人ひとりのコンディションが整い、心が安定しているからこそ、目の前のお客様に対して最高のアウトプットができる。そして、そんな「しなやかで強い人」が増えていくことが、
結果として社会全体のチャレンジを支えていくことにつながるのだと考えています。
FCEはこれからも、自らが実験台となり、このプログラムを磨き続けていきます。
もし、私たちのこの「攻めの予防」という考え方や、レジリエンス研修「レッスル®」の詳細に興味を持っていただけたなら、ぜひこちらのページもご覧いただければ幸いです。
私たちと一緒に、しなやかに、力強く、次なる挑戦を楽しんでいきましょう。
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