それは、突然のことでした。
な、な、なんと!FCEグループが、Indeed Japan主催「オウンドメディアリクルーティングアワード」にて入賞をしたのです!
『オウンドメディアリクルーティング アワード 2022』特設サイト
https://owned-media-recruiting.com/award/
オウンドメディアリクルーティングとは、高付加価値人財の採用を目的に、採用サイトやSNS、社員など自社が運営するメディアを軸に、求職者に対し自社のミッションやパーパス、カルチャーを能動的に発信し、求職者の共感を喚起する新たな採用手法を言います。中でも「Owned Media Recruiting AWARD」は社会におけるオウンドメディアリクルーティングの更なる浸透を促す取り組みとして、オウンドメディアを活用し、多様で先進的な採用活動に取り組む企業2019年より開催されてきました。
これまでオウンドメディアといえばここ!という素晴らしい取り組みをされてきた企業が受賞されてきた賞です。私たちもそういう先輩企業のオウンドメディアを拝見しては、たくさん勉強させていただきました。そして、4回目の開催となる2022年度は「総合部門」でグランプリ1社、入賞3社、そして「動画部門」が新設され…その1社にFCEグループが選ばれたのです!
…大事なことなのでもう一度言わせてください。
「その1社にFCEグループが選ばれたのです!」
しかも、一緒に受賞されたのは、「総合部門」のグランプリとして、株式会社はてな様、同じ入賞に選ばれたのが、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ様とソニーグループ株式会社様、そして「動画部門」に株式会社ガイアックス様。と素敵な企業様と一緒に受賞させていただき、嬉しさも倍増でした。
▼受賞の発表
話せば長くなりますが、この「オウンドメディアリクルーティング 」はFCEグループがこのFaCE!を始めたきっかけでもあり、いつかFCEグループで受賞したいなと思っていた賞です。
しかし、正直に言うと、FaCE!を始めたばかりのころはどうしても「ない」ものばかりに目が行ってしまう状態でした。FCEグループには、スタイリッシュでおしゃれなオフィスもありません。スマートな事業があるわけでもありません。知名度もありません。最初は、ないものばかり数えては、何をどう打ち出していけばいいのだろう…と頭を抱える日々が続きました。
ただ、「ない」ものを「ある」ように見せることはできないし、もう思い切って、私たちの「ありのまま」を徹底的に突き詰めてみよう、もしかすると全員から「いいね!」と言われることはないかもしれないけれど、私たちらしさ、私たちのあるがままを正直に伝え、その「らしさ」を「いいね!」と言ってくれる人こそ、きっと私たちが必要としている人なのではないか、そう思いなおしました。
▼授賞式の様子
「ない」ものではなく、「ある」ものに目を向ける
FCEグループには、キラキラしたオフィスはないけれど、事業を立ち上げていく苦しさも葛藤も楽しさもあります。毎日を120%で過ごす泥臭い日々があります。社会を変えることへの情熱と、困難もみんなで笑い飛ばして乗り越えていく明るさがあります。そういう私たちらしさを正直に、存分に発信していくことに腹をくくったことで、FaCE!やリクルートサイトの方向性が決まったような気がします。オウンドメディアもFCEグループの素顔を伝えていこうということで、「FaCE!」としました。
今回の審査でも、そういうFCEグループ「らしさ」を全面に打ち出したコンテンツ、また、求める人材に向けたストレートなアプローチが高くご評価いただきました。
▼FCEグループリクルートサイト「企てろ」
審査の総評もご紹介させていただきます!
どのような求職者に向けた発信なのか」が第三者の目から明確にわかるようコンテンツ発信を行っており、中でもカルチャーを伝えるための「言葉から見る」コンテンツは、カルチャーにひもづくキーワード・言葉を挙げていて、他社にはないユニークな伝え方を意識されています。一方で「企てるための仕掛け」ページは福利厚生を紹介しつつ、詳細な記事に遷移をつけて回遊を促すなど、サイトの導線設計としても求職者を意識したポイントが見られます。加えて、採用オウンドメディア「FaCE!」は200もの記事数が制作され、コンテンツ量としても非常に充実しており、カルチャーや事業の魅力づけに大きく貢献しています。
と大変ありがたいお言葉も。また、審査員の方々からは、次のようなコメントもいただきました。
黒田真行 様/ルーセントドアーズ株式会社 代表取締役
メッセージを伝えたい相手をロックして、どうすればその対象にまっすぐ伝わるかということを突き詰めたバイタリティを感じました。大きな言葉を避けて、等身大の姿を見せているのも好感が持てた点です。セグメンテーションが効いているので、適性検査のマッチ率が上がったという結果も納得できます。狙い通りの人に訴求していくメッセージングは、言葉以外のデザインの熱量でも伝えられると立証してくれたように思います。
中村天江 様/連合総合生活開発研究所 主幹研究員
エネルギッシュで個性的!これが第一印象でした。欲しい人材に響くキーワード、メリハリのきいたデザイン、細部にまでこだわったジョブ・ディスクリプション。採用ブランディングの方向性をはっきりさせ、つくりこんだサイトからは、一貫性のある強いメッセージが伝わってきます。結果、採用数は3倍、人物マッチ度も2倍強に増加。「らしさ」を前面に出すことで、自社にあった人材を効果的に惹きつける設計はオウンドメディアリクルーティングの理想形です。
▼「入賞」のトロフィー
今回の受賞は、私たちの自信と励みになりました。
FCEグループでは、「集合天才」というコンセプトのもと、設計前の事前ヒアリングから、コンセプトメイキング、インタビュー、写真撮影、デザイン、そして文字校正に至るまで、全社員でオウンドメディアリクルーティングに取り組んできました。そうしたプロセス自体も「FCEグループ」らしさが詰まったものになっています。
これからもFaCE!やサイトを通して、FCEグループを感じてもらえれば幸いです。
そして、少しでもFCEグループってなんかいい会社だなとか、一緒に働いてみたいな思っていただけたらこんなに嬉しいことはありません。