#「企」業家TALKとは?
立場も、常識も超えてーFCEで「企」業家として働くということ
「企」業家TALK!は、FCEが大切にしている考え方「企業家」=「経営力(自分の人生を自分で切り拓く力)を高めながら、事業成長にまい進する」そんなFCEの各事業を第1線で創る側の人たちにフォーカスしたインタビューシリーズです。
そして今回の「企」業家TALK!は、執筆当時21卒内定者の福村涼華が書かせて頂きました!
登場するのは、FCEプロセス&テクノロジーで「RPAロボパットDX」のカスタマーサクセスを担当している、梅村 菜央(うめむら なお)さんです。梅村さんは、前職の人材会社での研修担当を経て、FCEプロセス&テクノロジーに入社しました。「RPAロボパットDX」を成長させていくために、カスタマーサクセスとしてどのような役割を果たしているのか?どのような想いで働いているのか?その背景を探ります。
RPAとは?
「ロボティックプロセスオートメーション」の略称で、人間がコンピュータを操作して行う作業を、自動的な操作によって代替するソフトウェアのことです。主に企業などのデスクワークにおける業務の効率化や低コスト化を進めることができます。
純国産RPAソフト
「RPA Robo-Pat DX®(以下ロボパットDX)」とは?
プログラマーやIT技術者がいない中小企業、社内のシステム部門の手が回りにくい間接業務部門でも、自らの手で容易にRPA化が実現できるソフトウェアです。『自身で業務負担を減らせる』RPAを目指しているロボパットDXの継続率は96%!
・初心者でも導入がかんたんだと思うRPA
・導入時のサポート満足度が高いと思うRPA
・取引先に勧めたいと思うRPA
3つの項目で1位を獲得し、さらにご相談・ご導入が増えてきている注目のサービスです。
※2019年11月期 日本マーケティングリサーチ機構調べ
カスタマーサクセスとは
〇梅村さん、こんにちは!早速ですが、梅村さんは「カスタマーサクセス」としてどのような役割を担っているのですか?
カスタマーサクセスでは、ロボパットDXのトライアル中~導入企業の方に向けた、ロボパットDXの操作を学べる研修や動画、テキストなど様々な学習コンテンツを作成しています。最近では、ベンダー資格としてスタートしたロボパットマスター認定プログラムという受講プログラムも新しく作成しました!
営業メンバーがお客様に対して個別にサポートを行うのに対し、カスタマーサクセスはロボパットDXの学習コンテンツを通じて、より多くの方に活用頂き、それをきっかけに社内の生産性向上やDX化に成功してもらう機会を作る役割を担っています。
ベンダー資格・・・自社製品に関する知識や技能が一定水準以上であることを認定してくれる民間資格
〇勉強会やコンテンツ作成において、梅村さんが大切にしていることは何ですか?
ロボパットDXの
・活用イメージが膨らむか
・分かりやすいか
・正しいか
の3点です。
「自分の仕事に置き換えるとここで活用できる!」とお客様に思って頂くことは、ロボパットDXの魅力を感じてもらう上でとても大切なことです。「RPAで業務を自動化する」と聞くと、大きな業務を削減していくイメージを持つ方が多いですが、実際には個人が担当しているもっと小さな業務や面倒くさい業務にこそ、RPAの活用余地はあるんです。つまり「痒い所に手が届く存在」、それがRPAなんですよ。さらにロボパットDXは、現場部門の方が自分で自動化できるRPAなので、「どんな事例なら比較的イメージしやすいのか?そして分かりやすいのか」、というお客様目線を大切にしています。また内容が専門的になりがちなので、相手に伝わるようにかみ砕いて説明することを心掛けています。
正解がない道を突き進む
〇今までで一番大変だったもの、苦労したものは何ですか?
『今すぐ使えるかんたんRPAロボパットDX』という書籍の発刊です。私自身、本をつくるのは初めてでしたので、本をつくることがここまで大変で大掛かりな作業であることに驚きました(笑)。普段の操作勉強会等でも、ロボットの作り方や操作方法を伝えていますが、それとはまた別の難しさがありましたね。
まず第一に、伝える内容や伝え方を絞らないといけない。普段の勉強会ではいくつかの説明パターンを用意して、お客様の反応を見ながら説明の仕方を変えたり、わかりづらいようであれば重ねて説明して内容を補足することもできますが、本ではそれができません。ロボパットDXにはたくさんの便利な機能があるので、その中でどれを伝えるかを選択するのも大変でした。また、伝え方を絞るからこそ、「正確に」伝えることを心がけました。私自身エンジニアではありませんから、「私の解釈が正しいか、この説明で足りるか」どうかを、ヘルプデスクのメンバーに何度も何度も確認しながら進めていきました。
もちろん今までのコンテンツ作成や研修において、0から1を生み出すことはたくさん経験をしてきましたが、ここまで大掛かりでプレッシャーのかかった取り組みは初めてでした。正解はなく、お客様の手にわたってみないとわかりやすいかどうかも分かりませんが、そのような中でも突き進んで取り組んでいきました。
〇正解がない中でも、梅村さんが突き進んでいけるのはなぜですか?
シンプルに「やると決めた」からです。やると決めた仕事で、私がその役割を担った以上、最後までやり遂げる責任があると考えています。取り組むことは全て、「これをやればもっとロボパットDXを活用してもらえる!」、「まだロボパットDXを知らないお客様に知って頂くことで、課題を解決できる可能性がある!」と判断して、「やると決めた」ものです。そのため私がその役割を果たさなければお客様の役に立つこともないので、正解がなかったとしても、難しかったとしても、進む以外の選択肢はありません。
だから私は、その時にできる最善・最良と判断したものを常に生み出しています。ロボパットDXを使ってみたいなと思って頂く姿や、社内で活用してもらって役に立ちましたと言って頂けるような場面を何度も何度もイメージして、ヒントにしながら進めています。
ロボパットDXをNo.1RPAに!
〇最後に、これからロボパットDXをどのように成長させていきたいですか?
No.1のRPAにしていくために、もっとたくさんの方にロボパットDXを知ってもらい、使いこなしてもらえるようなコンテンツをつくって磨いていきます!ロボパットDXを使いこなせる人が増えることで、組織も変わるし、社会が変わると確信しています。ロボパットDXはただの業務効率化だけを求めるRPAじゃない、「人を育てる」ことまで見据えているんです。エンジニアに頼むのではなく、自分たちでRPAを用いて業務の仕方やプロセスを見直し改善していくことで、今担っている他の仕事にも目が向くようになります。そして自分の仕事だけでなく、他の人や組織の仕事の進め方まで視野が広がるようになる。このように人を育てることを視野に入れているロボパットDXだからこそ、導入することで現場部門が育ち、組織の改善にもつながっていくんです。だからこそロボパットDXを全国的に広げていくことが、幸せになる人、笑顔になる人をもっと増やしていくことにつながると思っています。私自身はこの目標の一助になれるよう、ただひたすら突き進んで行きます!
梅村さん、ありがとうございました!
インタビューでは、ロボパットDXを本当に多くの人に知ってほしい、そしてもっと多くの人に笑顔になってほしいという想いが伝わってきました。
また、梅村さんはインタビュー中こんなことをおっしゃっていました。
FCEで働く中で、「やってみたら大概のことはできる」と思えるようになりましたね(笑)。前職では限られた内容の研修しかできなかったので、FCEに入社したばかりの頃は自分に自信がなく、本当に不安だらけでした。しかし動画編集も書籍発刊も、全くやったことがなくてもやってみれば意外とできる。できることが圧倒的に増えたことが自信になり、また新たなことにも前向きにチャレンジできています!
初めからできないと決めつけるのではなく、まずはやってみる。このような「企」業家としてのマインドが伝わってきました!貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました!
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