こんにちは!人事の中井です。
2023年8月から人事となりましたが、それまではFCEエデュケーションにて学校営業をしておりました。
私が生徒だったときは定期テストは当たり前にあるものだと思っていたのですが、現在では定期テストを廃止する学校があったり、PCやタブレットを使って授業をしていたり・・・。
教育現場について知るたびに驚きの連続でした!
そして情報化が加速する現代社会。
AIの登場と進化により”生きる力”を身につける教育が重要視されるようになりました。
このような教育の変革に対して、文部科学省による新学習指導要領には、「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善」という文言で”探究的な学習”の重要性がふれられています。
探究的な学習(探究学習)とは…?
生徒自らが課題を設定し、解決に向けて情報を収集・整理・分析したり、周囲の人と意見交換・協働したりしながら進めていく学習活動のことです。探究学習では、生徒の思考力や判断力、表現力などの育成を目的としています。小学校や中学校では「総合的な学習の時間」の科目、高等学校では「総合的な探究の時間」などの科目において、探究学習を導入した授業が行われています。
今回は探究学習の一環として、新潟県立高田高等学校の生徒が『日本/世界が抱える課題に対して、自分がキャリアを通じてどのようにアプローチし、社会貢献できるか』というテーマで株式会社FCEエデュケーションに探究成果プレゼンをしてくれました。
現役高校生が考える日本の教育における課題とはなにか?プレゼン当日の様子を取材してきました!
「高校生が考える日本の教育課題とはなにか、プレゼンを聞ける日を楽しみにしていました。FCEは『チャレンジあふれる未来』というパーパスのもと、様々な事業を企てています。ぜひ今日はワクワクできる時間にしていきましょう!」という開会の言葉で幕を開けた探究成果プレゼン。
高校生がプレゼンする相手は…
FCEエデュケーションの代表取締役 尾上幸裕
元・茨城県立並木中等教育学校校長/株式会社FCEエデュケーション参与 中島博司
をはじめとする教育のプロたち。
プレゼン前は緊張気味の生徒たちでしたが、プレゼンが始まると表情が一変!
子どもたちの自己肯定感の低下や地域における教育格差、教員の働き方改革など日本が抱えている教育の課題に対して、我々はどう向き合っていくべきなのか、解決した先にどんなワクワクする未来が待っているのか一人ひとりが探究活動を通じて学んだことや感じたことをプレゼンしてくれました。
当日運営をしていたメンバーも探究活動の内容はもちろん、これからの日本の教育に希望と期待をもってプレゼンしている生徒たちの姿を見て、改めて主体性教育の大切さを実感したようで、FCEエデュケーションのメンバー一同気が引き締まった瞬間でした。
プレゼンが終わり、総評の時間では「プレゼンの仕方」として”うまく間を活用することで聞き手の関心を引き出す工夫”や”見やすい資料の作り方”など熱心にプレゼンテクニックを聞く生徒の姿があったり、「すぐに商品化したほうがいいよ!」と元教員・中島絶賛の声が響きわたっていたり、生徒たちの表情も少しずつ柔らかくなり、活発な意見交換の時間となりました。
組織でありたい、そして人事としてFCEのことをたくさんの人に知っていただけるようにこれからも発信をしていこうと思いました。このような素敵な機会に参加することができ、大変勉強になりました。
新潟県立高田高等学校の生徒のみなさま、ありがとうございました!
(企業名は執筆当時のものになります。)