はじめまして!現在食欲の秋を満喫中、やる気と笑顔が取り柄の24卒内定者(執筆当時)捨田利(しゃたり)です。
FCEには「チャレンジあふれる未来をつくる」というPurposeを実現するための根幹である「FCE Value」というものが合計8つあります。Valueが分かればFCEが分かる!ということで、FCEで働いている社員の皆さんの経験を通して、Valueを一つ一つ紹介していきます。
【FCE Value】
「理解してから、理解される」
「自制・自律し、誠実であり続ける」
「想像し、創造する」
「実行・継続し、必ず成し遂げる」
「磨く、磨きあう」
「楽しみ、楽しみあう」
「感謝し、報いる」
「多くの人たちと共に成功を勝ち得る」
今回は「感謝し、報いる」というValueを取り上げ、このValueについて、FCEプロセス&テクノロジーで活躍する社員、吹田周平(ふきたしゅうへい)さんに24卒内定者の捨田利がインタビューしてきました!
【吹田周平さんご紹介】
FCEプロセス&テクノロジーにて営業推進部DX推進コンサルタント(RPA「ロボパットDX」という業務効率化ツールの営業)を担う新卒2年目。学生時代は100人規模のサークルを立ち上げたり、積極的にインターンに参加したり、動画編集や楽曲作成をしたりとさまざまなことに取り組んでいたそう。入社した今でも社内でTikTok施策のプロジェクトリーダーを務めるほど好奇心とチャレンジ精神旺盛な方です。今回のValue(「感謝し、報いる」)は一見“当たり前”のことに思われがちですが、実はこのValueが営業としての成果を大きく引き上げるきっかけになったとか...!
スマイル&ガッツあふれる吹田さんがこのValueとどう向き合い、なぜ圧倒的な成果を出すことにつながったのか、その秘密に迫ります!最後までお楽しみください!
(22卒の同期と。左から二人目が吹田周平さん)
【FCE Value「感謝し、報いる」とは】
「感謝し、報いる」は、今の状態は他者から受けた力添えのおかげであるという「感謝」に気づき、その感謝を行動を持って報いる姿勢を意味します。他者からの力添えに気づくことが「感謝」への第一歩であり、感謝に「報いる」対象は力添えを受けた相手だけでなく他者を含めることによって感謝によるエネルギーの輪はさらに広がり続けるため、「感謝の心」はFCE社員の内なるエネルギーの最大源泉となっています。
Valueとは…? 迷ったり悩んだりしたときに立ち返る!“原点”のような存在!
捨田利:こんにちは。初めてのインタビューで楽しみな反面、朝から緊張しっぱなしだったんですが、吹田さんの明るい雰囲気でかなりほぐれました...!(笑)本日はよろしくお願いいたします!
吹田:こんにちは。良かったです!(笑)リラックスしてお話ししていきましょう!こちらこそよろしくお願いします!
捨田利:今回はFCE Valueの中でも「感謝し、報いる」に関するインタビューを進めていきます!ですがその前に、そもそも吹田さんにとってValueってどのような存在なのでしょうか?
吹田:僕にとってのValueは…「迷ったり悩んだりしたときに一度立ち止まって考えるためのツール」ですね。社会人になってから、とにかく悩むことが増えたんですよね。学生時代と違って考えるべきことが多いし。でもね、Valueを読み返すたびに「ああ、自分はこれに共感して、これを実現できる人物になりたいと思って入社したんだ」と振り返る軸のような存在になっているなあと僕は考えています。
捨田利:なるほど。吹田さんにとってFCE Value は仕事をする上で欠かせないような、原点のような存在なんですね。そういえば吹田さんの入社の決め手もFCE Valueだったとお聞きしたのですが…?
吹田:そうなんです。他にも理由はありますがそれが一番大きい理由ですね。ちなみに、捨田利さんは『7つの習慣』を読んだことはありますか?
捨田利:就活中に出会って読みました!
吹田:あの本ってめっちゃ分厚くないですか?(笑)僕も大学時代に出会って読み切るの大変そうだなあ…とか思っていたんですが、実際意を決して読んでみたら『7つの習慣』の内容ってすごく自分の中で腹落ちする内容だと感じたんですよ。 それで就活を始めてFCEと出会って、 Valueを見たとき『7つの習慣』の書籍を出版しているだけあって「(『7つの習慣』の内容が)すごくValueに落とし込まれているな」とか、社員の方のお話を聞いて「皆さん、Valueをすごく体現しようとされているんだな」と感じたんです。こういう明確な行動指針がない会社も意外と多いし、行動指針があっても掲げてるだけとか「そもそもなんだっけ?」みたいな場合もある中で、FCEには少しでも会社のValueを体現していこうと思っている社員の方がたくさんいるなという印象を受けました。そしてそのうえで、こういう会社に入社できたら根本で納得しながら仕事ができるのかなと思って入社を決めました。
捨田利:なるほど...!吹田さんにとってのFCE Value は働く上で欠かせないツールであるだけでなく入社の決め手だったというわけですね!
そんな吹田さんの「原点」「原動力」になっているというFCE Value ですが…吹田さん、最初(入社したての時)から意識できていたんですか?
吹田:うーん。正直できているわけでは全然なかったですね。FCE Valueのうち、特に(ベクトルが)自分に向いたValueは割と実践しやすかったのですが、「感謝し、報いる」のように(ベクトルが)他者に向いたValueはなかなか実践できていなかった気がします。体現度の理想を100とすると、入社時は30、今は70くらいの自己評価に上がっているかな。
捨田利:そうだったんですね。でも入社時から今までの間で40も上がっているのは、なにか大きなきっかけがあったりしたんですか?
吹田:実はちょうど1年ほど前の僕は、営業としての成果が全く出せていない時期があったんです。その時に上司の梶原さんという方からのある一言がきっかけで「感謝し、報いる」を体現するうえで重要なある気づきを得たんです。そのおかげで、通期目標数値の1.5倍の成果を出すことができました!
捨田利:通期目標数値の1.5倍…!?どんなことに気づけたのでしょうか?とても気になります!
「契約が1件も取れない…」 そんな日々を変えたのは上司のある「意外な一言」
吹田:1年ほど前まで僕は、自分が日々成長し続けているのは当然自分の努力や行動のおかげだと思っていました。でもそんな時「契約が1件も取れない」という営業としてやっていく上でとても致命的な壁に直面していたんです。
捨田利:それはすっごく焦っちゃいますよね。
吹田:はい。その時は「ロボパットを使いこなす技術が不足しているから」「経験が不足しているから」「覚えたてトークだから」とか、自分の伸び悩んでいる理由をこのように認識していたんです。しかし、いつもお世話になっている上司の梶原さんに助言を求めると、返ってきたのは意外な一言だったんです。
捨田利:意外な一言?
吹田:梶原さんがおっしゃったのは「『そもそもRPAがなぜどのように作ってきていて各サポートがなぜあるのか?』それを吹田君自身が知ったほうがいいよ」という一言。僕の成果が出ないのと、なぜロボパットが作られたのかを知ることとどんな関係があるのだろうかと、頭の中は??でした。
捨田利:「ロボパットが作られた背景を理解する」ということでしょうか?
吹田:そうですね。当初は「理解しているのに…!」という反骨精神がすごくあったんですが…(笑)。でも自分の中で一番悔しくて嫌だったのが「成果を上げることができていない自分」だったんです。お世話になっているFCEのために何としてでも成果を上げたくて。上司に言われたことはもうとにかくがむしゃらにやっていこうっていう意識があったので、まずは梶原さんに言われた通りにとにかく理解することに努めようと思いました。
捨田利:なるほど、吹田さんの中の強い思いが、背景を知ろうという考えにシフトさせたわけですね。どんなやり方で知ろうとしたんですか?
吹田:そもそもロボパットについての知識は配属されたタイミングで、セミナー動画などを見てひと通りインプットはしていました。でもその当時は全てを理解できていたというよりかは、ただ知識として学んだだけでした。だからこそまずそのセミナー動画の存在を思い出して、動画をひたすら文字起こしして、内容を理解することにしたんです。で、そうしたらおもしろいことに、これまで全く気付かなかったことが見えてきたんです。
捨田利:気付かなかったこと?
吹田:そう。僕はそれまで、「RPAロボパット」の表面的な特徴だけしか見えていませんでした。そうではなく、それぞれの機能やサポートができた背景、経緯。これを一つ一つ理解していくことで、商品開発に関わってきた先輩方に、これまでとは比べ物にならないくらい感謝の気持ちが湧いてきたんです。お客様のためにもっと役立てるツールにするにはどうすればいいか、何度も壁にぶつかりながら試行錯誤した結果、今7300以上のITツールの中からNo1に選ばれる「RPAロボパット」があるんだと、強く実感しました。
ロボパットを営業する僕は、何としてでもこの感謝に報いるためにも、今回学んだロボパットの『背景』や『私たちの想い』の部分もお客様に100%伝えられるようにならなければいけないんだと考えるようになりました。
捨田利:背景を理解したことで今のロボパットを作ってきた社員やお客様への感謝が原動力となっていったんですね。「100%伝える」ために実践したことはありますか?
吹田:もちろん。その前に、捨田利さんは「守破離(しゅはり)」という言葉は知ってるかな?
捨田利:守破離…?初めて聞きました。
吹田:そうですよね。守破離とは、物事を自分のものにしていくプロセスを言い表す言葉です。
まずベースを繰り返したり真似たりしながら基礎を習得する(守る)→自分なりのやり方を加えて発展させる(破る)→ベースの型から離れて技術をオリジナルのものに発展させる(離れる)という順番が大事だよということなんです。
そこで僕もまずは守破離の「守」。いきなり自分の言葉で説明しようとするのではなく、まずはできる人のやり方を徹底的に真似て自分のものにしていこうと思いました。まずは、上司の梶原さんに、ロボパットについて「梶原さんだったらどう伝えるか」を話してみてもらいました。それを録音し、一言一句文字起こしし、梶原さんのトークをそのまんま熱量をもって伝えられるようにひたすら繰り返してトレーニングしたんです。
捨田利:「一語一句言えるように」ですか...!吹田さんは理解したものを伝える力をつけるためにまず『守破離』でいうところの『守(徹底的に真似る)』部分にひたすら取り組んだんですね。
吹田:そうですね。そうすると、不思議なことに営業の仕方が変わりました。今まではただロボパットが持っている「特徴」を武器に商品を売っていたんですが、ロボパットが作られた背景を学んだことによって各特徴をお伝えするにしても「こういう背景があって、この特徴が形になってきたんです!」「こういう背景があるからこそ、他社と差別化できるんです!」というように話し方が変わってきたんです。
「報い方」は人それぞれ!吹田さんにとっての「最大の報い方」とは
捨田利:「感謝」が吹田さんの考え方に変化を与え、営業のスタイルにも大きく貢献したのですね。冒頭でお伺いした「目標としていた数値の1.5倍の成果」にはこのような経緯があったのですね…!
吹田:はい。おかげで通期目標数値のおよそ1.5倍の結果に繋げることができました。その結果、営業の中で2番目に高い成果をあげることができたんです。
捨田利:営業で2番目ですか!すごい成果ですね。ちなみに、Valueは「感謝し、報いる」なのですが、吹田さんなりの「報いる」とはどのような事だと理解していますか?
吹田:まず営業をしている僕としての「報い方」は、営業の数字を出し成果を上げること。数字という結果を出すことこそが、先ほどの『感謝』の対象であるロボパットを作ってきた先輩方やいつもご指導くださる梶原さんへの報い方だと思っています。関わってくださった人たちが生み出したロボパットという素晴らしい商品を、僕の営業によって多くのお客様に伝え「チャレンジあふれる未来」に繋げていくことこそが僕にできる最大の「報い方」です。
それと、今回助言を頂いた梶原さんにも感謝しています。今回だけではなく、梶原さんはお忙しい中いつも僕の目標達成に対しても本気で向き合ってくださるんです。自分がしてもらったことに対する「感謝」を、今度は僕が後輩の社員達に対しみんなが輝けるようにサポートしていくことで「報い」たいと考えています。
捨田利:Value Bookにも『力添えに報いる対象はそれを受けた相手だけでなく他者をも対象にすることによってより広範囲に感謝の気持ち・エネルギーが伝播していく』ことが書かれていますよね。だから吹田さんは力添えをしてくださった相手である上司の梶原さんだけでなく後輩社員たちにも感謝のベクトルを向けているんですね…!
「感謝し、報いる」を実践し圧倒的に成長し続ける吹田さんの展望とは…!?
捨田利:本日は吹田さんの熱い思いをたくさんお聞きすることができ、時間があっという間でした!
「感謝し、報いる」を実践し、圧倒的に成長し続けている吹田さんですが…今後どのような目標をかかげてお仕事をしていこうと考えていますか?
吹田:上司の梶原さんは、今はマネジメント管理をしていて現場のほうには出ていないんですがトップセールスマンなんです。だからそんな梶原さんが年間で出した歴代トップの契約数を必ず超えるというのが今の僕自身の目標です。
大きな目標としては、3年後、弊社のロボパットという素晴らしいツールをRPA業界において圧倒的ナンバーワンにすることです。この2つの目標を必ず達成するために今僕は自分で決めた目標数字をとるために日々営業に励んでいます。
捨田利:RPA業界において圧倒的ナンバーワン…。とてもワクワクします!
吹田:実際FCEに入社し働かせていただく中で、他社であればきっとさせてもらえないような色々な経験をさせてもらっているなと日々感じています。僕はそんなFCEという環境にも感謝し、目標を達成することで報いていきたいですね。
捨田利:ありがとうございます。では最後に、ここまで読んでくださった方の中にはFCEへ関心を持ってくださった求職者の方もいらっしゃると思います。そういった方々へなにかメッセージをお願いします!
吹田:はい!FCEの社員にはそれぞれに「こうなりたいと思う姿」があって、FCEにはそれを自ら言葉にしていくことで、いろんな人が協力してくれる環境があります。今回僕がお話ししたエピソードのようにFCEのいろんな人へ感謝する文化・風土は『感謝し、報いる』というValueがあったからこそ享受され続けていると思います。こんな環境で成長していきたい方と僕も一緒に働きたいです!
捨田利:私も入社がさらに楽しみになりました!改めて、本日はありがとうございました!
次回の「What’s FCE Value!?」もお楽しみに!