北京2022オリンピック、見てますか?
オリンピックは選手の勝利した瞬間の喜びにも感動しますが、一人ひとりが「その一瞬にかける思い」を画面越しに感じるだけでも、心が震えてすっかり涙腺が緩くなる毎日です(涙)。
その中でも、特に心を打たれたことがありました。
それが、2月14日夕方から行われたフィギュアスケート羽生結弦選手の記者会見です。
【全文】「羽生結弦で良かった」
フィギュアスケート・羽生結弦選手が会見で語った“これまで”と“これから”
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6002834.htm?1644928023578
心の中にいる、9歳の自分。
連覇の重圧の中にいながら、北京五輪でチャレンジし4位となった羽生結弦選手。
記者会見の中では、こんな言葉がありました。(上記URLより引用)
正直な話、今まで4Aを跳びたいってずっと言ってきて、目指していた理由は、僕の心の中にいる、9歳の自分がいて。あいつが跳べってずっと言っていたんですよ。
ずっと「お前へたくそだな」って言われながら練習していて。でも今回のアクセルは、なんか褒めてもらえたんですよね。
この言葉、まさに羽生選手の「自己対話力=セルフコーチング力」の高さがあらわれている言葉だと思うのです。
自己対話力とは?
詳しくは、先日のこちらの記事もご覧いただきたいのですが
≪自己対話力を高める!? 7つの習慣セルフコーチング®全社員、受講中。≫
fce-group.jp
429 Too Many Requests
https://fce-group.jp/new_2022/5452
「ありたい自分になるために、自分と対話する技術」=「自己対話力」つまり「セルフコーチング力」を高めることで、自分で自分の可能性を狭めてしまうような、「無意識の思い込み(バイアス)」から自由になり、ありたい自分になることができる。
そして、より自由に自分らしく生きるきっかけを手に入れることができる。
私たちFCEではそう考えています。
でも、正直…「自己対話力=セルフコーチング力を高める」ってゴールがあるわけではないし、何か評価軸があるものでもない。時にはしんどいこと(向き合いたくないこと)もあるし、本当に効果があるかどうかなんて、自分にしかわからない。
「大切なこと」だと社員みんなが感じていると同時に、「大変なこと」だとも感じていたんですよね。
でも、羽生選手のこう続く言葉でハッとさせられたのです。
ずっと壁を上りたいと思っていたんですけれど、いろんな方々に手を差し伸べてもらって、いろんなきっかけを作ってもらって、上ってこれたと思っているんです。
最後に壁の上で手を伸ばしていたのは9歳の俺自身だったなって思って。最後にそいつと、そいつの手を取って、一緒に上ったなっていう感触があって。
最後は「自分」
スポーツに限らず、仕事でも生活でも「ありたい自分」の姿や「理想」「目標」があると、必ず何かしらの壁にぶつかります。そんな時に、助けてくれる人がいたり、乗り越えるきっかけがあらわれたりして、なんとか頑張れることってありますよね。
でも、最後の最後、本当に自分に「OK」や「GO」を出せるのはやはり「自分」。
そして、そこに自分を導く=コーチしていくのも「自分」。
自分が納得いく結果を出すために、「ありたい自分」であるために、あきらめずに客観的に自己対話を続け「自己対話力=セルフコーチング力」を高め続けること。
そうすれば、必ず「ありたい自分」にたどり着ける。
その勇気をもらったようで、思わずハッとさせられたのです。
成果を出すために必要な要素「自己対話力=セルフコーチング力」
FCEでも続けてきた、自己対話力を高める取り組み。
カナダのライアソン大学の准教授で、元オリンピアンのニコル・フォレスター氏によると、この「自己対話力」というのはメンタルを鍛え、成果を出すために必要な4要素の1つとしても挙げられているようです。
メンタルを鍛え、成果を出すために必要な要素として、
①自己との対話力
②ゴール設定力
③イメージ力
④覚醒や興奮などの感情コントロール力
の4つが挙げられる ※1
これは、まさに「7つの習慣セルフコーチング®」の中でも、自己対話力を高めるセルフコーチングスキルの要素として、伝えていることと共通しているんですよね。
(参考:7つの習慣セルフコーチング®モデル図)
7つの習慣セルフコーチング®のミッションとつながること
FCEグループが「働きがいのある会社ランキング」10年連続選出の、一つの大きな要因ともなったと考えている「自己対話力=セルフコーチング力」向上への取り組みと、その力を高めるためにさらに全社員が受講している「7つの習慣セルフコーチング®」。
このサービスのミッションは「世界にもっと、自分らしい人生を」というものです。
羽生選手の言葉を聞いて、「自己対話力=セルフコーチング力」を高めること、そのために「7つの習慣」や「セルフコーチングスキル」を身につけていくこと、広げていくことは、やはりこのミッションに繋がる!と、強く背中を押されるような気持ちにもなりました。
(7つの習慣セルフコーチング)https://7habitscoaching.jp/
一流の人に共通する「自己対話力」
ちなみに…この羽生選手の記者会見を聴いて、サッカー本田選手の「リトル・ホンダ」を思い出した人も多かった様子。
やはり、一流の人、高いパフォーマンスを出し続ける人には共通して、高い「自己対話力=セルフコーチング力」が備わっているのかも。
それは、これから情報があふれて自分で選択すべきことが増える時代にさらに「必須のスキル」になるのかもしれませんね。
感動と思いがあふれて、まだまだ語り足りない…ですが、今回はこのへんで!
「自己対話エピソード」お持ちの方は、ぜひ感想と共に教えてくださいね。
オリンピック、まだまだ感動のシーンがありそうなので最後までTVにはりつき全選手を応援します!!!!(仕事もします笑)
===
※1(参考文献)東洋経済ONLINE 2018/03/06
羽生結弦は「異次元のコミュ力」を持っている 「しゃべりながら、思考を整理する」
https://toyokeizai.net/articles/-/211171 (当該論文はこちら)
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