MEMBER先輩インタビュー

出版社という
枠組みを超え、

世界に
もっと自分らしい人生を
提供する事業を企てる

慶應義塾大学卒Nao Taishi
株式会社FCE パブリッシング事業本部
 

Career Path

  • 学生時代は、アートと社会学のゼミに所属。サークルでは雑誌づくりや海の家の経営。広報や販促の役割を担う。大学卒業後は、教育事業会社へ入社するも、自身に経営力をつけたいと思いFCEに転職。
  • 入社後、FCEエデュケーションにて子ども向け授業プログラムの開発。
  • その後、FCEトレーニング・カンパニーの立ち上げメンバーに。マーケティング室責任者として、BtoB向けのセミナー集客・メルマガ配信など仕組みを構築、また海外eラーニングのローカライズや販売企画を行う。
  • ビジネス向けeラーニング『Smart Boarding』のプロジェクトマネジメントを担当し、プロダクトは日本の人事部主催のアワードを受賞。
  • 2018年より、FCEパブリッシングに異動。
世界的ベストセラー『7つの習慣』出版社であるFCEパブリッシングでのPR、新規事業の担当をしています。よりよい人生を生きる「原理原則」ともいえるベストセラー書を背景に「世界にもっと、自分らしい人生を」という思いをミッションに掲げ、より深く「自分と向き合い、変化を生み出す」きっかけを生み出せるような様々な企画を進めています。
現在、手掛けているのは『7つの習慣』を軸としたコミュニティ「7SALON」の運営と、世界初の7つの習慣を基にしたセルフコーチングプログラム「7つの習慣コーチング®」の事業です。『7つの習慣』という書籍の価値をひろげるだけでなく、さらに多くの方に人生で活かし、変化のきっかけにしてほしいという思いから、社長や経営陣に提案し、事業化の機会をいただきました。今はまさに、新規事業の立上げに奮闘中です!

「自分で決めてないだけじゃないの?」
はっとさせられた言葉

会社も好きだし、仕事もそれなりに楽しい。そこそこ貢献できていると思うし、不満や不安はないけど、なんとなく「このままでいいのかな…」とモヤモヤしていた時に、代表の石川に相談したことがありました。心の中では「何か良いアドバイスをもらえたら」と思っていたのですが、石川に言われたのは「で、どうしたいの?」「そもそもなんで働きたいっていう気持ちがあるの?」という言葉。『教育に関する仕事もしたいし、新しいことを創るのは好きだし、なのでやりがいがあるので…』と言っている私に石川が言ってくれたのが『自分で決めてないだけじゃないの?』という言葉でした。「自分で、自分がどうしたいのか決める」その時に初めて「なんとなく仕事を頑張るのでなく、いつかFCEパブリッシングの経営を担いたい、これまで7つの習慣が世に広がってきた以上のインパクトを生み出し、自分の人生を生きる人を増やしたい」という自分のミッションが明確になりました。自分で選択し、その人生を生きる「自由と責任」を感じた一番衝撃的な瞬間だったと思います。

一人一人の行動が確実に未来をつくる。

FCEのミッションの凄みを感じた

FCEパブリッシングに異動してすぐの頃です。まだ出版事業についての理解も足りない状態ではありましたが『こんなことを実現したい!』とアイデアを代表の正木に伝えたことがありました。今思うと、浅はかな提案だったようにも思うし、20年以上実績を積み上げてきた上司に対してリスペクトが足りない行動だったな…とも思うのですが、しっかりと耳を傾けて、「やってみよう!」と言ってもらったことは、すごく衝撃的でした。チャレンジというのは、本当に一人で成し得ることは何もなく、理解し受け止めて一緒に考えてくれる人がいるからこそできるんだ、ということを痛感しました。また逆に私が「チャレンジしたい」という後輩や仲間のアイデアを、どんどんと前進させられる存在になれるように、もっと成長したい!と強く思うきっかけでもありました。チャレンジあふれる未来をつくる、というミッションは途方もないことのように思うけれど、一人ひとりの行動が確実に未来をつくるんだ、とFCEのミッションの凄みを感じた出来事でもありました。

イベントに5000人を集客する!

無謀ともいえるゴールに挑んだ結果は…

「7つの習慣カンファレンス」というさまざまなゲストを招いたイベントを開催しました。東京2020パラリンピック金メダリストの佐藤友祈選手をはじめとして、とても豪華なゲストにお越しいただき、実施したオンラインイベントでした。最初、5000人の集客をするというゴールを立てていたのですが、実はそのゴールが他社のイベントを研究してみるとオンラインイベントの平均的な集客数は300人程度。大成功と呼ばれるイベントでも600人。5000人とは無謀な数字だったということに気づいたのが、告知を始めた当日でした(笑)。しかし、決めた目標はやるっきゃない!外部のマーケティングを担ってくれるメンバーや社員全員の協力により、7つの習慣カンファレンスは見事にゴール達成。5500人の方が申し込んでくださいました!さらに、その後に繋がる今の新事業も順調にスタートを切ることができました。今はさらにそれよりも難易度の高いゴールに挑んでいます。

Private

今は、「歴史を理解し、新しいものを生み出す」力を高めるためにデザイン思考を学ぼうと、通信の大学院に通っています。オンラインで大学院の仲間と交流したり、学びを深めることで、仕事にも生かせる気づきがあって、多忙で目が回るような日々ではありますが、刺激にあふれた毎日を過ごしています。