こんにちは、FaCE!編集部です!
今年もやってきました、FCE恒例の企画チャレンジイベント「NBCグランプリ」!
年に一度、社員が“これやりたい!”を本気でぶつけ合うこのイベント、2025年版もめちゃくちゃアツかったです!
そもそも「NBC」って?という方のために簡単にご紹介すると…
NBCとは、New Business Creatorの略で、FCEのDNAとして大切にしているありかたの1つです。環境の変化を捉え、潜む課題を本質的に解決するために「企て」続ける存在であれ!ということ。
このコンセプトをもとに企画されたのが『NBC grand prix』です。
画面越しでも伝わる熱気
2月某日、「The Pitch」と呼ばれるプレゼン大会が開催されました。
エントリーしたのは7チーム。 資料を作り込んで、リハを何度も繰り返して、当日を迎えたプレゼンターたちの気合いはハンパじゃなかった…!
オンライン配信が始まると、画面越しでもただならぬ空気が伝わってきます。
でも、その場にいた誰もが“本気で何かを始めようとしている人たち”に自然と引き込まれていきました。
プランじゃなくて、動いてるかどうか
NBCグランプリの特徴は、ズバリ「プランよりも行動」重視なところ。
どんなに良さそうな企画でも、“考えただけで終わっていないか?”“その人自身が本気でやろうとしているか?”が問われます。
ここでいう“動いてる”とは、すでに大きな事業として走らせているというより、現場で小さなトライアルをしてみたり、リサーチを重ねたり、仲間を巻き込もうと動き出していること。
机上の空論ではなく、何かしら現実に踏み出しているか。
そして“自分がやる”という決意があるか。そこが大きな評価ポイントになっています。
FCE代表・石川のこの言葉が全てを表していました:
「New Business Plannerではなく、New Business Creatorであれ」
さらにある社員からは、こんなリアルな声も:
「石川さんのお話の中でNBPではなくNBCなんだとありましたが、PLANの段階でとまっていたらまだまだなのだと認識が変わりました。未来の計画のプレゼンではなく、既に実行に移してその成果としてこんなことができました、FCEのニュービジネスとしてこれだけの予算をください、とか、そんな話なんだ、と自らの認識を改めました。」
NBCは“未来の夢を語る場”じゃなく、“すでに走り始めてる人の成果報告”の場なんです。
チームワークと想いが詰まったプレゼンたち
企画の詳細はここでは伏せますが、どのプレゼンも「ただのアイデア」にとどまってなかったのが印象的でした。
どのチームも、実際に検証してみたり、ヒアリングを重ねたり、すでに小さく動いていたり。 そしてなにより、部門を超えて仲間を巻き込むスタイルに“らしさ”が出てました!
別の参加者からはこんなコメントも:
「皆さんの発表を聞いて、自部門だけでなく他部門も巻き込み、未来の展望までしっかり考えていらっしゃる点が素晴らしいと思いました。プランナーではなくクリエイターであること、行動に移して成果を出す責任があること。この考え方は日々の業務でも意識しなきゃと背筋が伸びる思いです。」
この“背筋が伸びる感覚”、NBCグランプリの醍醐味ですね。
今年のグランプリは…?
気になる今年の結果ですが…なんと!
グランプリ該当者なし!!
これ、ちょっと意外でしたよね。
でも、実はすごくFCEっぽい結果でもあります。
冒頭で述べたように、NBCグランプリは単なるアイデアではなく、
“考えただけで終わっていないか?”
“その人自身が本気でやろうとしているか?”という行動と決意が評価されるます。
今回は、多くのチームが熱意を持って動き始めてはいたものの、NBCとして求める“自ら創り出す意志”や“実行への確かな一歩”という基準に、もう一歩届かなかったという評価でした。
でも、それは“次回に向けてもっと進んでくれ!”というポジティブな期待でもあります。
「悔しさは次に繋げるバネにするべく、糧とします。」という登壇者のコメントもありました。
NBCは続いていく!
NBCグランプリって、登壇者だけのイベントじゃないんです。 聞いていたメンバーにも確実に火はついていて、感想レポートには「自分も出てみたい」「次回こそ挑戦してみよう」なんて声もちらほら。
社内のあちこちに“やってみたい”の火種が散らばってる。NBCはそれを集めて、燃やして、形にする場なんだなって思います。
日々の業務の中から、「もっとこうしたらいいのでは?」と思った瞬間こそが、次のNBCのタネ。企ては日常から生まれます。
というわけで、今年もナイスチャレンジでした!
次回こそ、グランプリが誕生することを楽しみにしつつ、
引き続き、みんなで“企てて”いきましょう!
執筆:竹中
アイキャッチ:谷口