毎年恒例、「未来を劇的に『楽(効果性を高める)』にするために、ちょっとだけ『苦労』『工夫』をする3ヵ月間」を過ごしたFCEグループ。
「DIPS運動」と呼んでいる活動で、第Ⅱ領域(緊急ではないが、重要なこと)に取り組む期間です。
第Ⅱ領域とは…?は昨年のDIPS運動レポにて▼
今回は、毎年、「実際、どんな感じでやっているの?」を少し具体的にレポしたいと思います!
2月上旬:DIPS運動の目標設定をスタート!
どのようなチームで、どの課題に取り組むのか?の検討がはじまります。
4月頃までに検討を終えて、『DIPS運動目標設定シート』を用いて、DIPS運動期間の設計を完了させます。
「目的」「目標」「重要アクション」「タスクブレイクダウン」などをアウトプットし、全社員に宣言とともに共有します。
4月~6月:DIPS運動期間
設計に沿って、各チーム取り組んでいきます。適宜、進捗管理をしながらDIPS運動の目標に向かって活動していきます。今年は、全社員が35チームに分かれて活動しました。
7月:活動報告書の提出&成果発表チームの決定
『DIPS運動活動報告シート』を用いて、「目的」「目標」と「それに対しての結果・達成状況」「主な活動内容・工夫した点・活用したフレームワーク」「振り返り(成功要因・失敗要因)」「今後に向けて」をアウトプットし、全社員が閲覧できる形で提出します。
報告シートをもとに経営陣が議論し、FCEグループ全体にシェアすべき活動を行ったチームを選抜します。
7~8月:成果発表チームのプレゼンテーション準備選ばれたチームは発表会のプレゼンテーターを決め、発表準備に取り掛かります。今年は発表を大きく2つの種類に分けました。
①ロング発表(活動のbefore/after、そのプロセスでのポイント等、活動の全体像を発表)
②ミニ発表(明日からでも使いたい効果性の高いTipsを発表)
他部署・他職種であっても、そのプロセスで用いた考え方やフレームワーク、活動の進め方は置換できる(自分に置き換えて考えて活かすことができる)ものばかり。「聞き手に置換してもらえるように」とPowerPointを用いて発表内容をまとめていきます。
8月:DIPS運動成果発表会、開催!
今年は、全8チームが以下のようなテーマで発表をしました。
『セールスノウハウの標準化』『SNS運用の自動化』『〇〇率倍増計画』『〇〇コンサルティングノウハウの標準化』『〇〇フローの再構築』『〇〇を実現するための体制整備』『採用事務業務の自動化』『カスタマーサクセス育成工数削減と標準化』
発表会では、1チーム発表ごとに参加者全員が指定のフォームで即時アウトプットをします。自分の業務に活かす、発表をきっかけにした連携を生み出しやすくするため、全員参加型の工夫をしています。
事業の成長を見越して、「多くの人が高いレベルで実行できるようにするための標準化」や「集中すべき業務に時間をあてられるようにするための自動化やフロー再構築」というテーマが多く、着手したいが先に延ばしてしまいそうな課題にDIPS運動という流れをきっかけに取り組むことができた3ヶ月でした。
このような活動が35個も行われるということで、その価値たるや…と毎年思っています。
また3ヶ月といいながら、このようにレポしてみると6ヶ月はDIPS運動の動きを続けていることになります。これによって日頃から「業務改善」「生産性向上」の意識の向上にも大きく貢献しているのだろうな、と改めて思いました!
活動には、自社サービスの『RPAロボパットDX』(https://fce-pat.co.jp/)による業務自動化、オンライントレーニングシステム『Smart Boarding』(
https://www.smartboarding.net/)による標準化も複数みられました。サービスの“中の人”たちの活用事例は、クライアントの皆様にも共有したいものばかり。
FCEの中で行われていることを用いて、多くの企業さんに貢献するような機会をつくりたいなぁと考えている今日この頃です!
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