皆さん、こんにちは。 「英語×プログラミング事業」を担当している松本です。
今日は私たちの新たなチャレンジ、『英語×プログラミング』事業のセカンドカリキュラムとなる「CodeCombat」についてご紹介させてください。中でも今回は、日本初の公式導入校となった中央情報専門学校さまに「CodeCombat」の導入の理由やその決め手などについて聞きました。
「CodeCombat」とは?
「CodeCombat」はコンピューターサイエンス、ゲーム開発、ウェブ開発、AIを学ぶことができる世界有数のプラットフォームです。人気の言語であるPython、JavaScript、C++、HTMLに対応し、世界190カ国で2000万人のユーザー、30,000以上の学校で利用されています。
AP® Computer Science Principles(※1)やCSTA(※2)など、米国の学習基準に準拠した専門家育成の公認カリキュラムでもあり、子ども達がロールプレイングゲームをプレイしながら、楽しみながらプログラミング言語を学べる点が特長です。
https://youtu.be/IL63g_klWfY
「CodeCombat」は私たちが展開する「英語×プログラミング」事業のセカンドプログラムとして、2022年11月から展開をスタートしました。
ちなみにファーストプログラムは「Wonder Code」というプログラムです。
中央情報専門学校さまについて
今回ご紹介するのは、「CodeCombat」の日本初の公式導入校となった「中央情報専門学校」さま。同校は、1987年「広く社会に役立つ、責任感と意欲を持った職業人を育成する」ことを建学の教育理念に掲げ創立されました。現在、中央情報専門学校(埼玉県)と早稲田文理専門学校(東京都)の2つの専門学校を有し、両校は姉妹校としてそれぞれの強みを共有し、高度な専門知識と技術を習得した専門職業人の育成に努めている学校です。
「CodeCombat」導入にあたって、プログラムの「親しみやすさ・楽しさ」と「習得できる内容」の両面を高く評価を頂きました。そこで、同校の先生方に「CodeCombat」導入の決め手について聞きました。
▲先行授業の様子
「CodeCombat」導入の決め手とは?
〇中央情報専門学校 IT・Web学科 学科長 伊藤先生より
「小さな命令を組み合わせて順次実行していくプログラミング的思考を学ぶサービスは予てより多く見てきました。しかし、テキストコーディングにステップアップしようと考えたとき適したものはありませんでした。テキストコーディングを題材にしたゲーム風の学習サービスは「CodeCombat」以外にもありますが、コーディングテストを親しみやすく工夫しただけのものでは処理内容をイメージできずに苦労している学生に対して助けになっていないと感じていました。
CodeCombatの魅力は入力した命令とそれを表現したゲーム風の出力の連動性の高さです。一行一行の処理をゲームのように可視化しています。いつどの処理が実行されているのか一目で分かり、不適切な処理であっても様々な形で表現していて見ているだけでも楽しいものとなっています。ステージクリアの条件も複数あり、ソースコードの行数であったり実行時間であったりと広い視野で学習を進めることが出来ます。コーディングの支援機能も充実しており、隙のない印象です。このようにサービス内で学習を完結できることが導入の決め手となりました。
初学者向けの教育において最も避けたいことは「難しい」と感じさせることです。学生はイメージできないことがあるとすぐに難しく感じて、プログラミングを苦手だと思い込んでしまいます。CodeCombatはその点において非常に工夫されていて、さらに量・質とも十分にあります。CodeCombatでの学習を通してテキストコーディングに十分に慣れることで、本格的なプログラミングへの関心や挑戦に繋がることを期待しています。」
▲学生たちに「CodeCombat」の説明をする伊藤先生
〇中央情報専門学校 教育開発推進主幹 小菅先生より
「プログラミングの授業では、 ノーコードツールで処理の流れやアルゴリズムを学ぶことと、コマンドを覚えてコード入力できるようになることとの間には、隔たりがあると感じていました。コード入力が得意な学生はよいのですが、プログラミングのすそ野を広げるために、ゲーム形式で、基本的なコマンドを覚え、入力しながら学習ができるオンラインツールを試してみたいと考え、期の途中ではありましたが、授業への導入を決めました。学校での活用実績もある「CodeCombat」は、当校の留学生も学びやすいのではないかと考えています。」
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伊藤先生、小菅先生、ありがとうございました!近年、英語とプログラミングの必要性は高まるばかりです。4月からは初めてとなる中学校でのCodeCombatの導入もスタートします。これから多くの学校をはじめとする教育機関でCodeCombatが広がっていくことが楽しみです。また、授業見学の様子などや学生の皆さんの感想などもレポートしていきたいと思います。
FCEグループでは、「英語×プログラミング」という新たな事業に挑戦しています。 ”チャレンジあふれる未来をつくる” Missionの実現に向けて、まずは私たち自身が新たな挑戦を楽しみ、世界に羽ばたく人財の育成に貢献していきたいと思います!
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