2021年7月20日。
それは、東京オリンピック開催の3日前のことだった。
FCEグループに激震が走った。
(注)今回の内容は東京オリンピックとは何の関係もありません…。
人事の渡邉は興奮気味に言い放った。
「大変です!!アジアで、、アジアで、、、アジアで選ばれちゃいました!」
なにか大変なことが起こっているということと、アジアが関連しているだろうことは伝わってきた。
(逆に言えば、それ以外は何も分からなかった)
しかし、ワタナベがチャットで送ってきたリンクを見て、すべてを理解した。
「ええ!アジアで選ばれている!」
結局、(ボキャブラリーの少ない)私たちは同じ反応になるらしい。
…というわけで、何を隠そう、私たちFCEグループは
『働きがいのある会社ランキング』の2021年度アジア版のランキングにて
ベストカンパニーに選ばれました!
重みが足りないので、もう一度言います。
私たちFCEグループは、Great Place to Work(R) Institute が実施する2021年版 アジア地域における「働きがいのある会社」ランキング において、中小企業部門の第21位に選出され、ベストカンパニーを受賞しました。
さて、ここからは真面目にいきます。失礼しました。
なぜ働きがいのある会社に選ばれたのか
この「働きがいのある会社」ランキングが全世界で実施されていることは理解していましたし、アジア版のランキングがあることも承知していました。
しかし、アジア版ランキングに参加している国は10カ国(※)もあるし、参加企業数にもなると何千社を超えるであろう中で、まさがFCEグループが選ばれるとは夢にも思わず…
発表を聞いた時は、驚きもひとしお、喜びもひとしおでした。
そして、何より強く思ったのは、私たちが働きがいを感じることができるのは、FCEグループに関わってくださっている皆様の存在とお力添えのおかげであるということ。
皆様にこの場をお借りして、感謝の気持ちをお伝えさせてください。
いつも本当にありがとうございます<m(_ _)m>
私たちは2012年に働きがいのある会社ランキングに初参加してから、国内においては9年連続ベストカンパニーを受賞してきました。
それは、単なる偶然ではなく、関わってくださっている方々の存在と、私たちなりに取り組んできたさまざまなトライ&エラーにあるように感じています。
世界が新型コロナの脅威にさらされる現在でもなお、私たちが変わらず働きがいを持ち続けられる理由は何なのか。
手前味噌ではありますが、一部を紹介してみたいと思います。
コロナ禍のピンチをチャンスに!FCEグループの働きがいを生み出す取り組み
〇働きがいは自ら見出す「7つの習慣®」研修の全社員受講
『7つの習慣』とは、全世界4000万部、日本国内240万部を発行している世界的ベストセラーで、20世紀にもっとも影響を与えたビジネス書と言われています。
FCEグループでは、この『7つの習慣®』研修を全員が受講しています。研修を通して自身の仕事を通じて実現したいミッションやライフプランがクリアになり、仕事にやりがいを見出すことができたというメンバーが増えました。
また、コロナ禍においても、変えられないことに意識を向けるのではなく、変えられることに集中しようという『7つの習慣』のメッセージの通り、それぞれが自分のできることに集中し、様々な変革や新しい取り組みが始まっています。
〇働く価値観を見える化し、理解し合う『モチベーションナビ』
FCEグループでは『モチベーションナビ』という働く価値観についてのサーベイを全社員が実施しています。
働く上で大切にしている価値観はそれぞれ違います。その相違はマネジメントのミスマッチを頻繁に引き起こす原因になります。そこで、弊社では、モチベーションナビにより全員が個々の働く価値観を可視化し、上司と部下の、メンバー同士のコミュニケーションに活かしています。
お互いの価値観を大切にしあうコミュニケーションは働きがいを生み出す大きな要因となっています。
〇NBC Lightning Talk/NBC(NewBusinessCreator)GP The Pitch
NBC LTは、 事業化の種となるアイデアを共有し合うものです。それぞれが抱いている企てを「5分」で発表します。まだ具体性や現実性には乏しけれど、視点としてはおもしろい!というものと共有し合い、企業家としての視野を広げる取り組みをいています。一方、NBC GP the Pichでは、既存事業のイノベーションや新事業のアイデアなど、具体的、かつ現実的な事業化を視野にいれた企画をプレゼンの場です。事前の審査で選ばれた数名が、社会の課題し、FCEの理念の実現に繋がる「企て」をその実現をかけて発表し合い、グランプリを決めます。実際に、このNBC GPでグランプリを取った事業案はすでに形になりつつあります。
コロナ禍というピンチをチャンスと捉え、大きなイノベーションを起こそうという働きかけから始まりました。このような取り組みのおかげで、弊社ではいくつものイノベーションの種が生み出され、それぞれが実現に向けてイキイキと働く状況をつくることができています。
〇バーチャルオフィス(oVice)の導入&ハイブリットワークの工夫共有会
弊社では、リモートワークと出社のハイブリットワークを実施しています。そうした勤務形態を続ける中で課題となったのがコミュニケーションの頻度と量の減少でした。そこで、弊社ではoViceというバーチャルオフィスを導入。リモート下でもメンバーに気軽に相談したり、すぐに報告したり、雑談したりできる環境を整えています。また、ハイブリット勤務形態の中で、感じるさまざまな課題に対して各部署で取り組んでいる工夫などを共有しあうなど、働きやすい環境を創り出しています。
〇免活(めんかつ)プロジェクト
新型コロナウイルスの拡大を受けて長期的な免疫力アップ、リモートワーク下でも社員同士のつながりを強めることを目的に全社的に始めた取り組みです。大人気習慣化アプリ「みんチャレ」も活用し、社員一丸となり「習慣化」を目指しています。
…などなどなどなど。
これらは私たちの働きがいを生み出す取り組みの一部です。
ルールをつくる側になる
これは私たちFCEグループの合言葉です。
誰かに決められたルールや枠組みに収まるのではなく、自らがより楽しくよりいきいきと働くために必要なルールや枠組みを変えていく、作っていく。そんなマインドと文化があります。
働きがいも同じ。会社が働きがいを生み出してくれるのをただ待っているようなメンバーはいません。自ら働きがいを感じられる場所にするために、課題があれば改善し、必要なものがあれば生み出していく。そんな社風も影響しているのかもしれません。
これからもFCEグループは、社会の課題に挑み、新事業を創り出す新事業創造企業であると同時に、自らの「働きがい」、関わる方々の「働きがい」も創り出す存在でありたいと考えています。
ここからの一年はどのような新しい働きがいを感じている私たちになれるのか…次の一年も楽しみです。
Be Fun! Be Crazy! Be Entrepreneurs!
FCEグループはこれからも挑戦し続けます。
※中華圏(中国・香港・台湾)、インド、日本、フィリピン、カタール、サウジアラビア、シンガポール、韓国、スリランカ、アラブ首長国連邦
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