「入社研修成果発表会」とは
今年もやってきました!
6/15(月)新卒社員の一大イベント、『入社研修成果発表会』が開催されました。
「研修の成果って…?」と思うかもしれないのですが、FCEの入社研修は現実の営業目標を追います。
追い切ります!
よって、目標に対しての結果やその中で得た経験・気づきを一人ひとりが全社員にプレゼンする。
これが『入社研修成果発表会』です。
発表会の目的はもちろん「先輩社員を突き上げる」こと。
数字では到底及ばないかもしれない。でも、目標に対しての誠実な姿勢でならば先輩社員を突き動かすことができる!
配属延期…!?
「このままでは配属できない」
5月下旬、予定の営業研修を終えた8名に告げられた言葉は衝撃的なものでした。
彼らはもちろん真面目に営業活動に取り組みました。しかし、高い目標を追っていた彼らの結果は未達。
その結果に対して悔しがる姿がありつつも、飛び出したのは「ミニ目標は達成できたんです。すごいでしょ!胸張っていきます!」や「良い経験になったので今後の活動に活かします!」という所感。
みなさんはどう思いますか?
FCEでは・・・
石井(役員)「フィールドワークの感想を聞いているみたい…個人事業主だったら潰れてしまうよ」
石川(代表)「まだお客様のつもりかよ…!」
一喝。
「未達成」だったことではなく、「自分が合意をした目標とその結果に対して誠実に向き合っていない」「視点をすり替えて自分を騙している」ことが良くない。彼らのビジネス人生の始まりがこんな形では絶対に良くない!企業家としての姿勢ではない!
これがFCEの判断でした。そして決まった営業研修の再チャレンジと配属延期。
本来の仕事に再チャレンジなどないことを胸に刻み、中には複雑な感情を抱きながらも、更に高い目標を追った彼らだからこそ見えた景色とは!?
成果発表会開催!
延長して、変わるのかな?
そんな私の不安をよそに、8名は前半戦の3倍以上の結果を叩き出してくれました。そして、高い成果を出した彼らが得たものは数字だけではなかったようです。発表内容を一部ご紹介します。
トップランナーとして走り切ることを宣言し実現。その末に発見したまだまだ弱い自分。
あきらめそうなときの最後のもう一歩。未知の壁であっても自分を信じてあげる。これが負けず嫌いの一期生。
個人目標連続達成の中で感じた不甲斐なさ。でも、悔しいと思えたら、また戦える。
自分が自信をもっているポリシーにこそパラダイムシフトを。本当はできることをどれだけ放置しているのか。
いつも”平均以上”の自分を乗り越える。手を止めない。ふと取り戻したお役立ちの心。
活動後にこんなやりとりがありました。
石川(代表)「配属延期になった頃の自分に何と声をかけたい?」
新卒たち「”ままごとじゃねぇんだよ!” ”かっこつけてんじゃねぇよ!”と言ってやりたいです…」
目標に不誠実だった1週間前の自分たちに、今度は自ら一喝。
再チャレンジを含めて、たった3週間の活動でした。でも彼らが得たものは、1年分?2年分?3年分?…いや、期間では測れないようなビジネスパーソンとして、そして企業家としての、代えがたいスタートダッシュの経験を得ました。
先輩社員から届いた声
FCEでは研修や発表会の翌日にレポートをアウトプットして全社共有します。
レポートの内容を読んでいると「先輩社員を突き上げる」という目的も達成できたようです。
レポートから一部抜粋 ▼
「改めていいライバルが入ってきたことろ嬉しく思うとともに、突き放すと決意をもちました。彼ら以上の成長角度を自分は見せる」 by役員
「成果発表会における新入社員のプレゼンには「本当に新入社員か?」と感じるほどの力を感じた」byベテラン中途新入社員
またこんな声も多くありました▼
「改めて「FCEGって素敵な会社だな」と感じました。みなさまの発表の中で必ず上司の方の一言で 大きく価値観が変わっている、自身の考え方や行動が変わっているからです」
「当時の会社の先輩や上司は私に対してFCEGのようにここまで愛情と時間を注いでくれていなかったなと思い、このような本気の研修をする環境はまず貴重な体験であることを実感しながら聴いていた」
この研修期間はもちろん8名だけで乗り越えたものではありません。彼ら以上に彼らを信じ続けて一緒に伴走した役員や先輩社員の本気が形になったものでもありました。全社でつくったスタートダッシュです。
成果発表会でも一緒に伴走した役員からメッセージが送られました。
無事、配属!
予定からは遅れましたが、現在は満を持して配属先で奮闘中です。
もう「新入社員」ではありません。彼らは人事(かついえ)の元を巣立ち各事業の未来を創りはじめています。
学生だった彼らが立派なビジネスパーソンに…(うるっ)
私としては、彼らと過ごした1年間を振り返り少し寂しさもありますね。配属後もすぐそこにいるのですが…(笑)
8名のお陰で自信をもって配属をすることができました。自慢の2020卒です。
今後は、各事業の一員としてお客様の未来に精一杯貢献いたします。今後とも8名を、そしてFCEを、どうぞよろしくお願いいたします。
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