ようこそ、“特別“な会社へ
2025年4月1日。FCEグループに21名の新しい仲間が加わりました。
あいにくの雨となった入社式当日、入社式の会場に集まった彼らを迎えたのは、FCE代表・石川のこんな言葉でした。
「ようこそ、“特別”な会社へ。」
創立21年、民事再生から2度目となる“再”上場、13年連続で「働きがいのある会社」ランキング入り、3年連続で「ストレスフリーカンパニー」選出。
数字だけ見ても、FCEは“ちょっと変わった、常識では考えられない特別な会社“に見えるかもしれません。
けれど石川が語る「特別さ」は、単なる実績の積み重ねではありません。
それは、FCEが大切にしているある姿勢に根ざしています。
「非常識を作り出すための前提として、まず常識を知り尽くさなければならない。」
これは、入社式の講話で語られたメッセージです。
ただ目立つことや型破りなことをするのではなく、
「今までのやり方」や「社会の当たり前」を理解したうえで、「もっと良いやり方はないか?」と問い続け、行動に移す。
それが、FCEにおける「非常識」であり、石川の言う「特別」な在り方です。
そして実は、そのFCEらしさを入社前から体現していたのが——
21人全員で“100のチャレンジ”をやりきった、25卒の新入社員たちでした。
常識外れの“内定者活動”とは?
FCEでは、内定を出したあとも「入社するまでの時間」を“準備期間”と捉え、独自の内定者活動を行っています。
2025年に入社した25卒のメンバーは、内定者21名全員で「100チャレンジ」というプロジェクトに挑みました。
その名の通り、“21人で合計100個のチャレンジをやりきる”という取り組みです。

【チャレンジの内訳】
- 個人チャレンジ(1人4つ):合計84個
- トリプレッツチャレンジ(3人1組×2個):合計12個
- 全体チャレンジ(21人で4つ):合計4個
内容は、「資格取得」や「卒論完成」など自己研鑽の要素から、「他己紹介ゲーム」「トリプレッツご飯会」などの相互理解施策までさまざま。
月1回のZoom報告会、フィードバックシートなどを通じて、行動を“やりっぱなし”にせず、言語化し、振り返り、改善につなげる工夫もされていました。
結果、21人全員がFCEのValueに則ったチャレンジを100個達成。
個人で、チームで、全体での行動が噛み合い、FCEらしい「超集合天才」の芽が見えた取り組みとなりました。
FCE流「社会人準備」は、教材もテストも自作
内定者活動の中でも、特に特徴的だったのが「smartboardingを活用した25卒オリジナルコース制作」です。
これは、経済産業省が提唱する「社会人基礎力」を軸に、動画教材の選定からテストの作成、受講、受験までをすべて内定者自身が手がけたプロジェクト。
【社会人基礎力の3つの柱】
- アクション(前に踏み出す力)
- シンキング(考え抜く力)
- チームワーク(チームで働く力)
この3つに対応する動画を選び、学習設計を行い、テストの得点基準は80%以上に設定。
全員が無事に合格しました。
一方で、振り返りでは「Wチェックが甘かった」「確認基準のすり合わせが不十分だった」などの反省点も挙がりました。

ただそれも含めて、「仕組みを自分たちでつくる」ことに意味がある。
FCEらしい、自走型の学びの実践でした。
「次の世代のために」まで考える新卒たち
25卒メンバーは、自分たちの経験を活かし、26卒向けオンライン座談会も企画しました。
最終面接前の不安を少しでも軽くできればと、想定質問をまとめ、ロールプレイを行い、準備を進めていました。
結果としては、学生からの申し込みがゼロで、実施には至りませんでした。
ですが、その経験をもとにすぐに切り替え、「FCE Q&A資料の作成」という代替施策を実施。
目的からブレず、方法を柔軟に変えていく姿勢もまた、FCEで大切にされている価値観の一つです。
“7つの習慣”を、言葉じゃなく「行動」に
FCEの価値観の中核にある『7つの習慣』。
これを理解するために行われたのが、読み合わせ会と全体発表の取り組みです。
トリプレッツ単位で1習慣ずつ担当し、内容を読み解いて発表し、オリジナルワークを企画して全体に共有。
読み合わせ後には振り返りフォームで自己評価も実施しました。
結果、
- 約9割が「とてもよく理解できた」と回答
- 全員が「日常生活に取り込めるようになった」と実感
「過去の自分→今の自分」の変化を自分の言葉で語れる状態へ。
行動に落とし込むまでやりきるプロセスを、内定期間中に経験していました。
だから私は、FCEで挑み続けたい
入社式では、新入社員一人ひとりが自らの言葉で決意表明を行いました。
- 「自分を信じ続ける」
- 「任せたいと思われる人になる」
- 「チャレンジを成功できる人であふれる社会を作る」
- 「相談したいときに1番に思いつく人になる」
- 「前向きに努力し、チームに貢献する」
どの言葉も、「主体性」や「信頼」「変化を起こす姿勢」が根底にあります。
FCEが求める人物像と、新卒メンバーの目指す姿が重なっていることが伝わってきました。
未来は「やりきった人」がつくる
FCEに入社するというのは、「与えられる側」から「企てる側」への転換点です。
誰かの指示を待つのではなく、自分で目標を掲げ、仲間とともにやりきる。
25卒の彼らは、まさにそれを“入社前”に体現してくれました。
21人で100個のチャレンジをやり遂げた。
教材をつくり、行動し、失敗しても立ち止まらなかった、「誰かのために」まで思いを巡らせて動ける人たちです。
FCEという舞台は、挑戦する意志さえあれば、どこまでも走れる場所です。
だからこそ、未来を変えるのは、立ち上がって“やりきった人”。
FCEという少し“変わった”会社で、25卒がどんな成長を見せてくれるのか、彼らの今後の活躍にご期待ください!
■お知らせ
\FCE採用情報 一緒に働く仲間を募集中/
詳しくは採用サイトをご覧ください。
採用サイト
新卒向け特設サイト
執筆・アイキャッチ:竹中