みなさん、こんにちは。コーポレート本部の加藤です。
今期からFCEのオウンドメディアであるFaCE!で決算内容についての記事を書いてみます。
四半期毎のことなので、四半期決算数値と事業の進捗にハイライトしたような記事としたいと考えています。
ぜひよろしくお願いします!
2025年9月期第1四半期 決算ハイライト


FY25Q1の決算のハイライトは、なんといってもDX推進事業とSmart Boardingの増収率の高さです。2022年10月の上場来、継続的に成長してきましたが、特にこの四半期においてはDX推進事業(RPA Robo-pat DX)とSmart Boardingを合算したSaaS型ビジネスの増収率が昨対比で33.8%と上場来、最大の伸び幅となりました。
全体のQ1売上高は1,375百万円となり、昨対比で32.3%の増収となりました。利益に関しては経常利益が255百万円となり、昨対比で46.6%の増益となりました。
SaaS型ビジネスの上場来、最大の伸び幅の要因
要因はなにか?
決算準備の過程で事業本部からコメントをもらっています。
「Robo-Pat DXに対する外部の強いニーズに加えて、販売パートナーさんとの連携や社内での部門間シナジーも加速しています。また内部的な要因として若手の活躍が目覚ましいです!引き続き、チャーンレートも低位に維持しながら事業拡大を進めます」
(プロセス&テクノロジー事業本部)
「Smart Boarding3.0(機能追加)の導入により、ARPUの向上施策を進めています。これまでは既存顧客等を中心にOEMパートナーの開拓を進めていましたが、今期からは一部、マーケティングやセミナー等の開催も行うことで、よりOEMパートナーの拡大を目指していきます!」
(トレーニング・カンパニー事業本部)
採用に関して、少し触れますと、上場前後から新卒採用の強化を進めてきました。2022年4月に8名、23年4月に6名、24年4月には10名、更には25年4月には20名以上と足元、採用人数が大きく増加しています。
また、私も1月に、ヨコフキ:https://x.com/yokofuki_FCE22(プロセス&テクノロジー事業本部の吹田の方)の営業面談に同席しましたが、単なる顧客ヒアリングや商品の提案だけではなく、多くの引き出しから提案先の持つ課題に向き合う、まさに「コンサルティング営業」というものを実感しました。入社3年目ですが、既に数名のメンバーを率いてチームリーダーとなっており大活躍しています。
ちなみにヨコフキのフキの相方であるフォーサイト事業グループのチームリーダーの横田も活躍中です。ぜひこちらの記事をご覧ください。
直近の取り組み
直近の取り組みや開示内容を、2つご紹介させてください。
- 『RPAロボパットDX』が導入企業数1600社を突破:
2月6日に2025年1月末時点で1612社となり、1600社を突破した旨を発表しました。プレスリリースでも触れていますが、中小企業(年商50億円未満)の直近のRPAの導入率が15%となっており、3-4年前の10%程度から徐々に普及していることが確認できます(出展:MM総研「RPA国内利活用動向調査2024」(2024年3月時点))。導入率はここ数年右肩上がりで伸びており、今後も中小企業でのRPAの導入がさらに進んでいくことを期待したいです。

- 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について:
本日、決算と同時に開示した「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」ですが、当社はスタンダード上場企業になります(時々、グロース企業と間違われます)。プライムとスタンダード上場企業に対して東証から一昨年前から開示のガイダンスが提示されたものの、当時はPBRが1倍を超えていたので、また昨年はリンクアンドモチベーション社との資本提携の件もあり、当該開示に関する具体的記載が難しいと感じていました。
その後、東証から様々な事例集等のガイダンスが追加され、私自身も研究や勉強を重ねました。資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について現状を分析・評価し、向上に向けた今後の取り組み方針として、「PER:30倍以上、PBR:4.5倍以上」を目標値として、各種の取り組みを記載しています。こちらの内容は2月・3月で予定している決算説明会やIRセミナーで触れていければと考えています。
FY25Q2に向けたポイント
Q2においては教育事業のフォーサイト手帳がこの時期に販売が集中することもあり、教育研修事業の売上高は他の四半期よりも売上高・利益が大きくなります。こちらは例年ある、いわゆる季節性になります。ここで教育事業についても現場のコメントを求めたいと思います。
「Q2の期間がフォーサイト事業の売上高がピークになります。今年は昨年グループに加わったコスモトピアとのシナジーも進めながら事業拡大に向かって邁進します!」
(エデュケーション事業本部)
その他、昨対比の観点では、昨年後半から資本業務提携をしているリンクアンドモチベーション社からの配当収入が営業外収益として5百万円程度見込んでおります。
最後に
毎年、通期決算以上にQ1決算はいつも気になっております。
なぜなら、当社のビジネスはSaaS型が6割以上を占めており、Q1の出来がQ2以降も毎月売上高に直結するため、結果、通期売上高にも大きく影響します。通期を見る上でも月次の事業進捗はいつも以上に経営陣一同、神経を尖らせております。今期はこれまでにない、良好な滑り出しとなったこともありますが、引き続き、気を引き締めて通期業績の達成に向けて邁進していきたいと考えます。
Q1決算開示後のIRイベント
IRセミナー等の告知です!(※2025年2月現在)
・2月13日(木)18時より相場の福の神 IRセミナーに私、加藤が登壇します。
第1四半期決算の数値やその背景を中心に話をします
・2月26日(水)20時よりマネックス証券様に私、加藤が登壇します。
前回より新しい試みとして外部のゲストの方をお招きするなどコンテンツの改善に努めておりますが、
今回は兼業投資家 ちょる子さん(https://x.com/kabu_st0ck)をモデレーターとしてお招きしております。
概要はこちら:https://seminar2.monex.co.jp/public/seminar/view/48346
・3月3日(月)20時よりKabu Berry LabのIRセミナー(オンライン)に登壇します(Kabu Berryさんは今回で2回目です)。
こちらも今回のQ1決算を踏まえた、最新の状況を私よりご説明差し上げますので、ぜひご参加ください。
概要はこちら: https://kabuberry.com/lab309/
(当社IRへのお問い合わせ)
ご意見やご質問があれば、以下のURLの問い合わせフォームよりお送りください。
https://fce-hd.co.jp/ir/inquiry/
(Xアカウント)
Xでの情報発信も行っています。
石川 淳悦(代表) : https://x.com/JUNETSU_I
加藤 寛和(取締役): https://x.com/pakurin_cpa
尾上 幸裕(取締役): https://x.com/takonyo0114
他、FCE社員もXで発信中!
(ご留意事項)
本記事は、情報提供のみを目的としており、有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではございません。
以上