皆さん、こんにちは。
これは5月のとある日の様子。真剣に学ぶ選手の皆さんです。
実は、ここはJリーグで活躍中の水戸ホーリーホックさまの使用する施設「アツマーレ」です。
©MITO HOLLYHOCK
なぜここに私たちがいるのかというと…
水戸ホーリーホックさまに私たちが提供する「第1の習慣セルフコーチング検定講座 for
Athlete」を実施させていただいたからなのです。
水戸ホーリーホックさまでは、『世界で最もヒトが育つクラブ』を目指して、西村ゼネラルマネージャー(以下GM)を中心に2018年から選手の方向けの教育プログラム「Make
Value Project」をスタート。所属選手を対象にした人材育成プログラムを実施しています。
1回あたり90分間程度の研修を多いシーズンだと年間20~30コマほど実施をされているとのことなのです。
そうした取り組みの中で、今回「第1の習慣セルフコーチング検定講座」を開催させていただくことになりました。
そもそも「第1の習慣セルフコーチング検定講座for Athlete」って何?
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とはいえ、まずは「第1の習慣セルフコーチング」って何?と思っている方も多いのではないでしょうか?
世界4000万部、260万部の発行部数の世界的ベストセラー『7つの習慣』と「セルフコーチング」をかけ合わせて開発したプログラムです。ちなみに『7つの習慣』とは、望む結果を長期的・継続的に得ることができた過去の偉人・賢人を研究し、それらの共通点を7つの思考・行動習慣としてまとめた書籍。いわば自分の望む結果を得たい人たちのバイブル!と言えます。
そして、セルフコーチングとは、他者によるコーチングではなく、自分自身に対してコーチングを施すための技術。いわば、自分の中にコーチを持つ方法です。
つまり、これらをかけあわせた「第1の習慣セルフコーチング」は「自分で自分をなりたい自分に導ける力」を身につけるためのプログラムなのです。
本プログラムは、スポーツ界以外にも、ビジネスパーソン向け、婚活向けや就活生向けなど、さまざまな方に向けて展開されています。
中でも今回、水戸ホーリーホックさまで実施した「for
Athlete」はスポーツ選手向けに開発されており、自分自身が最良のコーチとなるために必要なメタ認知・自己対話力(=セルフコーチング)の技術を学ぶ内容になっています。受講者は目標達成のための効果的な選択ができるようになり、自己成長を促進するための手法を身につけることができます。Jリーグ以外でも、プロ野球チーム、Bリーグ、Dリーグ、eスポーツなどさまざまなプロチームが導入していただいています。
西村GMからのコメント
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西村GMから研修実施にあたり次のようなコメントをいただきました。
今回は株式会社FCEのファシリテーターの石井さんに「7つの習慣」の内容をテーマにして2週にわたって「Make Value
Project」の中で、選手向けに講義を実施して頂きました。
世界で一番売れている本であり、成功の原則についての内容は、改めてでしたが、非常に説得力のあるものでした。「主体的である」という第1の習慣はサッカー選手にとってもとても、重要なキーワードであることは言うまでもなく、今の世の中でも一番求められていることだと思います。今回学んだことを、個人の成長、組織の成長、ならびに前進にこれからも役立てていきたいと思います。
受講した選手の皆さんから感想も!
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長井
一真選手
自分を見つめ返すいい機会でした。特に、「パラダイム」というワードが出てきて、「今まで自分自身が経験したことによって自分の中で偏見ができ、物事を色眼鏡をかけて見てしまっている」ということが大きな学びでした。これまでのその経験ももちろん大事だが、その経験をどのように見るかっていう部分を、これから自分にとって人として大きくなっていく上で重視していきたいと考えています。
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寺沼
星文選手
自分自身、試合や練習などで活かすことが多々ある講座だったと思います。自分を客観視することで、試合中どうなってるかなど、さまざまなことを自分自身に取り組むことができる内容でした。自分が特に印象に残ったことは、瞬間、瞬間で自分の選択によって、今後の未来や自分の未来が変わっていくということ。講座の中で、人は1日約6万回選択しているという話もあり、私もサッカーをする上で良い選択をしながら、プレーしていけるように頑張ります。
「第1の習慣セルフコーチング検定講座」はこれまで2回ほど実施させていただいたのですが、終始大盛り上がり、選手の皆さんも真剣に、そして前のめりに受講いただきました!
水戸ホーリーホックの「人が育ち、クラブが育ち、町が育つ」というクラブ理念の実現にむけて少しでも貢献できればうれしいです。
そして、選手の皆さんの今後の選手人生がさらによいものになるきっかけとなれれば幸いです。
「人を大切にする」水戸ホーリーホック、ここからさらなる活躍、さらなる飛躍につながっていくことと思います。私たちも心から応援しております!