初めまして!「負けず怯まず赤津」こと、赤津(執筆当時22卒内定者)と申します。
FCEグループでは、『3年で10年分の成長をせよ』をテーマに、若手社員も含めた社員全員が、日々「チャレンジ」を続けています。しかし、記事を読んでくださっている方の中にはこういう風に思う人もいるのではないのでしょうか?
…言葉だけじゃないの?
そこで今回、本当にFCEがそんな「挑戦できる場」なのか、「成長できる場」なのか、内定者8人が大調査していきたいと思います!特に今シリーズでは、入社5年以内の若手社員の先輩方をリサーチしていきます。
第7回は、新卒2年目の竹中杏菜(たけなかあんな)さんのチャレンジに迫ります!
【竹中さんご紹介】
新卒2年目。FCEエデュケーション学習塾事業部CNS室所属。日本初上陸の英語で学ぶプログラミング教材「Wonder Code®」(ワンダー・コード)の新規事業立ち上げに参画。ファインディング責任者・マーケティング担当として活躍中。
赤津:今日は、あの、よろしくお願いいたします!(HPで見ていた憧れの可愛い先輩にドキドキ。)
竹中:緊張してますか!?砕けた感じで進めていきましょう!(天使のほほえみ)
や、やさしい…。ふわふわとした雰囲気で、緊張する赤津を包み込んでくださりました。そんな竹中さん、関わった事業の数は20卒No.1。営業からマーケティングまで様々なお仕事にチャレンジされてきた方なんです!
そこで今回は竹中さんの最も大きなチャレンジと、チャレンジできたきっかけを解き明かすべく、インタビューをしてきました!
日本初上陸の英語×プログラミング教材!Wonder Code®とは
「Wonder Code®」とは、「プログラミング的思考力(論理的思考や、やり抜く力)を持ち、英語でコミュニケーションできる」21世紀を生き抜く力を身につけた子どもたちを育成するためのプログラムです。
シリコンバレーに本社を置くWonder Workshopとのパートナーシップで生まれた教育カリキュラムで、当カリキュラムの教材であるプログラミングロボット「Dash」(ダッシュ)は、世界中の25,000を超える学校で導入されています。
FCEエデュケーションは、2021年夏から「Wonder Code®」の日本展開をスタートしました。
2020年に小学校で英語とプログラミングが必修化されたことを皮切りにますます関心が高まっています。
詳しくはこちらからご覧ください!→事業立ち上げの背景・Wonder Codeとは
不安を乗り越え新規事業へ挑戦!
赤津:竹中さんは経験した事業数が20卒の中でNo.1!(入社から現在まで計3回)とのことですが、入社から現在に至るまでに企てた最も大きなチャレンジを教えてください!
竹中:入社2年目で新規事業である「Wonder Code®」のファインディング責任者となったことです。「Wonder Code®」は子どもたちが英語でプログラミングを学ぶことができるカリキュラムです。ファインディングとは、このカリキュラムを教室に導入したい、このカリキュラムで起業したいという方を見つけて、「Wonder Code®」の加盟校を増やす仕事です。そのために、メルマガやステップメールの作成・配信や問い合わせ対応はもちろん、企画書の作成や稟議(企画案を作成して上司に承認を得ること)まで行います。FCEグループでは任される裁量権が大きいので、幅広い業務を行うことができています。
赤津:なるほど…! 竹中さんが新規事業でファインディング責任者に挑戦しようと思われたきっかけは何だったのでしょうか?
竹中:会社からの期待に応えて成果を出したい!という気持ちでしたね。経緯としては、上司の采配で新規事業に異動になったことがきっかけでした。実は入社1年目は「7つの習慣J®」オンライン事業部、1年目の10月からは「フォーサイト(中高生向けビジネス手帳)」事業部に所属していました。そして、2年目の5月に、上司から打診があり現在の事業部に加わることになったのです。新卒2年目で新規事業の立ち上げに携われるなんて思ってもみなかったのでワクワクしましたし、上司が「竹中なら新規事業でも成果を出せるだろう」と期待して任せてくれたのだとポジティブにとらえていました。ですので、もちろん「期待に応えて成果をだすぞ!」と意気込みもあったのですが、一方で、不安な気持ちもあったんです。
赤津:まさにFCEグループの文化である「できるから任せるのではなく、きっとやってくれると期待して任せる」という期待人事ですね!具体的にどのような点が不安だったのでしょうか。
竹中:新規事業に参画するということは、社内にも十分な知識や経験がない状態でチャレンジをしていくということです。つまり、私自身も含め、メンバー全員が右も左も分からない、手探りの状態でのチャレンジになります。そして、事業の立ち上げには圧倒的なスピード感も必要。そう考えると、私にできるだろうか、ついていけるだろうかという不安もあったんですよね。
赤津:でも、現在の竹中さんは不安そうには見えないです!
竹中:ありがとう。入社してすぐ配属が決まった時、FCEエデュケーション社長の尾上さんに言われたある言葉を思い出してチャレンジする決心ができたんです。
「まだ経験したことがないような仕事もどんどん任せていくけど、期待しているから任せるんだよ」
当時この言葉を聞いて、「どんなに難しそうな業務を任されたとしても、前向きにチャレンジしていこう!」と思ったんです。今回のように新規事業を任された時も、尾上さんの言葉を思い出して、期待に応えるだけではなく、求められている以上の成果を出そう!と決意しました。
右も左も分からない。自分を責めて落ち込んだ日々
赤津:不安を乗り越えてファインディングにチャレンジされたのですね!実際に、チャレンジは順調に進みましたか?
竹中:全然うまく進みませんでした。最初はファインディングにとって最も重要な「市場の変化を予測し適応する」ことがとても難しく、苦戦しました。
赤津:変化を予測し適応する??
竹中:ちょっと難しいですよね。私のミッションは「Wonder Code®」という価値あるコンテンツを広めるために、1件でも多くのお問い合わせを生み出すことです。お客様から絶えずお問い合わせを頂くためには、常に市場の変化を察知→効果的な施策を考えて打ち出すといった繰り返しが必要なんです。例えば、1か月前に出した広告の画像が効果的で、お問い合わせ件数が増えたとします。こんな時、赤津さんだったら翌月はどうしますか?
赤津:前の月で効果があったなら、翌月も効果が出そうですよね?私なら同じ画像を使うと思います!
竹中:私もファインディングのお仕事をするまではそう思っていました。でも、市場は常に変化しています。なので、赤津さんが言ったように、同じ画像を用いるとお問い合わせが減少するどころか全くなくなってしまう場合もありえるのです。また、前月では注目されていなかったものが、法改定やテレビで話題となり、取り上げられたことによって翌月ではニーズとして顕在化することもあります。
赤津:常にアンテナを張って市場のニーズを把握しておくことが大切なんですね。
竹中:そうですね。新規事業ということもあって、施策を打つときはスピード重視です。打った施策に効果がないと分かれば、どんどん次の施策を試して成果が出るものを見つける必要があります。とにかくPDCAを回し続けることが大切ですね。
しかし、やはり右も左も分からない中のチャレンジだったので、自分の業務に予想以上に時間がかかってしまい、やるべきことを抱え込んでいましたね。「頑張らなきゃ」と思う反面、業務は積み重なり、PDCAを回し続けることができなくなってしまったんです。一番辛かったのは、マーケティングの一環として「Wonder Code®」のテレビ番組企画の責任者を担当したときです。私は先方との会議や企画書の提出、依頼、稟議、契約、納品までほぼすべてを担当。任された責任感から、「何をどうすればいいか分からないけど、とりあえずやってみる」という姿勢で取り組みました。しかし、ほとんど経験したことのない業務ばかり…。自分の予想通りにうまくは進まなくて…。思い通りに進まないことで、元々立てていたスケジュールも変わってしまい、どんどん仕事が滞るようになっていきました。結果的に、「こんなにやってもうまくいかない。自分はできないやつだ」というパラダイムに陥ってしまったんです。
赤津:チャレンジしてもうまくいかないことが続くと落ち込みますよね。
竹中:そうなんです。でも、「今の自分から変わりたい、この状況を抜け出したい」という想いはずっとありました。FCEグループには日常的に上司に相談したり、上司からアドバイスを頂いたりできる「レヴュー」という文化があるので、勇気を出して今の不安な気持ちと、どうにか現状を打破したい気持ちを上司の小泉さんに相談しました。小泉さんは私の話を聞きながら今後どうするべきかを一緒に考えて、悩みに向き合ってくださったんです。そこで小泉さんに頂いたある言葉がきっかけで業務にかける時間も仕事の仕方も改善できるようになりました。
出来ないのは○○○を知らないだけ!?
赤津:ある言葉…?どのような言葉だったのか気になります!
竹中:「竹中さんはできないやつだからうまくいかないんじゃない。やり方を知らないからうまくいかないんだよ。」という言葉です。ハッとしました。自分に能力や適性がなくてうまくいかなくなってしまうのではなくて、そもそもその仕事をするために必要な知識がないだけなのだと…。それまでは自分のできなさばかりに目が向いていました。ですが、私がするべきことは落ち込んで自分を責めることではなく、成果を出すために、うまくいくようなやり方を必死に見つけて実践することなのだ。やっと、そう気づきました。
赤津:つまり、「やり方を知れば成果はついてくる」ということですか?
竹中:その通りです。失敗する度に落ち込んでいましたが、小泉さんの言葉がパラダイムシフトのきっかけになりました。レヴューの時間に小泉さんに色々な質問をしたんです。数値分析の仕方から、メ―ルを効率的にチェックする方法まで、本当になんでも聞きました。小泉さんも全部一から教えてくださったおかげで、段々やり方が分かってきて、業務を抱え込むことも減っていきました。
結果的に、テレビ番組の放送を無事に終えることができ、テレビで取り上げられたことで「Wonder Code®」とFCEグループのブランディングにもつながりました。今までよりも多くの人に事業や会社を知ってもらえる機会にもなったと思います。
赤津:番組企画も大成功だったのですね!パラダイムシフトの後、ご自身にはどのような変化があったと思いますか?
竹中:仕事に対する考え方と、仕事そのもののやり方も変わったと思います。自分がやるべきことは何か、何のために「Wonder Code®」に携わっているのかを考えながら行動するようになりましたね。まず、やり方を知るために本を読んで自分に足りない知識を必死にインプットしました。次にインプットした知識を元に毎日実験のようにチャレンジを続けました。例えば、メールの件名や本文の変更、お役立ち資料の作成(SWOT分析やSTREAM教育について)、Facebookページにコミュニティグループを作成し説明会案内を送り続けるなど…。とにかく自分なりの仮説をたて、大小関係なくチャレンジし、仮説を検証し続ける姿勢が重要だと気づいたんです。やってみないと効果があるかないかも分からないので!
赤津:インプットとアウトプットを繰り返して、チャレンジを続けていくことが大切なのですね!ちなみに、周囲の反応にも変化はありましたか?
竹中:まずは、「前よりも仕事が楽しそうだね」と声をかけられるようになりました。今まではやり方が分からないことでうまくいかず、自分を責めてしまうことが多かったので、どこか辛そうだったんだと思います(笑)。でも、今はやり方を知らないなら知るために学ぼうと意識してどんどんインプットをしています。インプットした分だけ自分のできることや業務の幅が増えて楽しくなったので、それが周りにも伝わっていたのかなと思います。そして、FCEグループでは毎月成果をあげた人を表彰するイベントがあるのですが、私はパラダイムシフトが起きてから2か月後のMVPに選んでいただくことができました。
赤津:MVP!あこがれます!!具体的にどのような成果が評価されたのでしょうか?
竹中:「Wonder Code®」のウェブ説明会の出席率を61%から84%にアップさせたことです。お問い合わせを頂いた直後と、説明会前日、当日に送るリマインド連絡の方法をメールからショートメッセージに変えたんです。とてもシンプルですよね(笑)。今まではリマインドは「メールが当たり前」と思っていました。しかし、パラダイムシフトが起きてから「当たり前」と思っていたことは、私の知識の少なさからそう思っていただけで、もっと学んでやり方を変えれば良い成果が出るのではないかと考えるようになったんです。そんなある日、ショートメッセージの開封率は90%を超えるという情報を目にしたんです!早速実験してみると、出席率が翌月には13%アップ、翌々月には更に10%アップしました!「Wonder Code®」をたくさんの子どもたちに届けたいという大きな目的のためにやっていたことが、成果に結びついたのでとても嬉しかったですね。
赤津:リマインド方法を変更しただけでそんなに変化が!やり方を知るために学び、実践したからこそあげられた成果だったのですね。
目標はファインディングの専門家!更なるチャレンジへ
赤津:最後に、竹中さんの今後の目標をお聞かせください!
竹中:「ファインディングなら竹中に!」と、FCEグループ全体から頼られる存在になることが目標です。頼られるくらい、ファインディングを極めることが出来たら、適切なサービスを適切な人々に届ける力が身に付くと思っています。私たちは事業やサービスを通して叶えたい未来や社会を想像し、どのような課題を解決できるのか、その課題を抱えている人やアプローチ方法を思案します。もちろん事業の提供者である私たちは事業そのものに価値を感じていますが、必ずしも実際に導入する方や、体験する方がそうであるとは限りません。「Wonder Code®」の場合はどのように事業の価値を伝えれば加盟校や保護者の方々、子どもたちに魅力的に映るか、日々試行錯誤しています。常に事業に対してプライドと責任を持ち、「売るべき人に売る」「なすべきことを成す」という考え方を大切にしてファインディングに臨んでいます。
まだまだ目標への道のりは長いです。今までは周囲の方々にサポートしていただいたおかげで成果を出すことが出来ていました。今後はファインディングで培った力を活かして、私が仲間を、FCEグループを支える存在になりたいです。だから、これからも成果が出るまでやり方を探し、チャレンジを続けていきます!
赤津:FCEグループ170人の社員が頼る、まさに「ファインディングの専門家」を目指しているのですね…!前向きにチャレンジを続けている竹中さん、とてもかっこいいです!!
FCEならではのいつでも相談できる「レヴュー文化」や、期待しているからこそ役割を任せる「期待人事」の環境を活かして、どんなに難しい業務であっても挑み続ける竹中さん。成果を出す方法を貪欲に探し続けて努力する姿を見て、私も困難に怯まず、今からどんなことにもチャレンジしていこうと思いました!
次回の「#新卒〇年目のチャレンジ」シリーズ記事もお楽しみに!
※「7つの習慣 ®」および「7つの習慣J®」は、フランクリン・コヴィー・ジャパン社の登録商標です。
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