皆さまこんにちは。
この度、FCEエデュケーションで、とっても「FCEらしい」新事業がスタートしました!
その名も 学校×スタートアップ企業をつなぐ「サービス実証実験支援事業」です!
今、学校教育の現場が抱えている課題を解決するために、FCEの培ってきた強みを生かしながらもFCE“だけ”ではなく、スタートアップやベンチャー企業と連携して創り上げていく本事業…!
今回はこの事業が生まれた、その背景にある「思い」と「企」業家集団として社会の課題にビジネスで挑む、「FCEらしい」事業を創る視点について伝えします!
コロナ禍で、浮かび上がった…「課題」
昨年の緊急事態宣言から1年。皆さまもさまざまな「変化」をしてきたのではないでしょうか?
特に大きな「変化」を求められた場所の1つが「学校現場」でした。
FCEエデュケーションでは2004年の設立以降、公立・私立問わず全国1000校を超える学校の先生方のご支援をさせていただいてきました。そんな中で、特に今年テーマとなったのが「授業のICT化」「デジタル対応」「ギガスクール構想への対応」…。
つまり「オンライン授業」への対応です!
学校の先生方からこの「オンライン化」「ICT対応」などに関するのお話や悩みを日々お伺いする一方で、実はFCEには1つ大きな悩みがありました。
それは…
「どのように、オンライン対応をすればいいかは考えられるけど…私たちが、すぐに課題を解決できるテクノロジー技術やサービスをもっていない…😢」
ということです。
学校や先生方によって「解決したい課題」や「抱える現場の事情」はさまざま。
もっとお力になれるために私たちができることは何だろう?そう模索する日々が続きました。そんな中で、解決の糸口となったのが、同じように教育現場をもっと良くしたいという思いをもつスタートアップ、ベンチャー企業様たちとの出会いでした。
技術はある!でも、改善の機会が足りない…「スタートアップ企業の現状」
学校現場の状況を何とかしたい!と考え、テクノロジー技術を駆使しサービスを創り上げる企業(スタートアップやEdTech企業)は多くありますが、実はそのような企業でも、ある大きな課題がありました。
それが「学校現場での実証や検証を通じた、サービス改善の機会が少ない」ということです。
もっと学校現場に寄り添ってサービスを創りたいしその技術を持っているけれど、実際の「現場の声」を拾う機会が少ないと、どんなに革新的な技術力を持っていても「本当に良い改善」ができるかどうかがわかりません。
「学校に本当に役立つサービスにするために」「そして少しでも多くの学校で役立つために」どのようにすればいいか?という企業からのご相談も、FCEに多く寄せられるようになってきました。
学校×スタートアップ企業を、つなぐ!
そのような声を聴き、考えたのです。
「学校現場のICT化に関わるさまざまな悩み」を解決するために、「スタートアップ企業の技術やアイデア」と、「FCEのもつ、学校とのネットワーク/信頼関係」を掛け合わせることで、もしかしたら新たな価値を提供することができるのでは…?
そもそも今求められているのは、学校現場に求められている環境変化への対応・課題を「FCEだけ」で解決することではなく、同じような思いを持った事業と連携し、「集合天才」として解決することなのではないのか…?
そしてそれはもしかすると、私たちの悩みも、学校現場もスタートアップ企業も、すべて解決する仕組みになる可能性があるかもしれない…!
そんな思いから、生まれたのが「サービス実証実験支援事業」です!
どの学校でも、どのようなEdTech企業でも、そしてもちろんFCEも「未来の理想的な教育の在り方」を追求しています。だからこそ、それぞれの思いを掛け合わせ、繋がる機会をつくることで、個々の学校にあわせた「最適解」を見出していく価値ある事業となりえるのではないだろうか。
まだまだスタートしたばかりですが、そんな期待をもって本事業がスタートすることとなりました!
第1弾は「TAGURU」との連携~プロスポーツの映像分析技術を授業効果向上に生かす!
記念すべき、本事業の第1弾はRUN.EDGE社が提供する映像分析サービス「TAGURU(たぐる)」との連携です。
TAGURUとは…===============================
プロスポーツ最前線の映像分析やコミュニケーションを変えてきた技術を、コロナ禍において課題とされる教育現場に展開し、授業効果の向上に貢献するために、生まれたサービスです。既に有名私立大学にて採用・導入されており、またその技術・コンセプトは世界最大の教育テック・コンペティションでも高く評価されています!
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例えば生徒が、ビデオカメラやスマートフォンで撮影した授業の映像をみながら、「大事なところ」あるいは「理解できなかった」と感じたところでボタンを押すだけで、映像シーンとして教師が話す内容について、その時々の理解度を残していくことができる…。
先生側は、生徒のリアクションを目視で確認できない状況でも授業の理解度向上を図ることができ、生徒は授業の大事なところをいつでも見返すことができる…!
さらに、先生は生徒が授業で分からなかったところを映像で確認しながら的確に把握してフォローができ、感覚値や経験値だけに頼らない科学的な授業改善に取り組むことが可能になる…!(す、すごい…!)
このようなサービスを、賛同いただく学校の先生方に試していただきながら、さらによりよいものにするお手伝いをしていく予定です。
集合天才で、社会の課題にビジネスで挑む。
この事業の話を聴いたとき、個人的に大興奮してしまいました。
なぜなら、冒頭でもお伝えしたようにまさに「FCEのミッション/コアコンセプト」をあらわす「FCEらしい」新事業だと思ったから。
▼FCEコアコンセプト
https://fce-group.jp/new_2023/new_2022/about
学校という現場で起きている「社会課題」を、
FCEだけでなくスタートアップ企業と手を組み、お互いの強みをもちよる「集合天才」で、
教育の現場や社会を変えることに繋がる「企て」をもって、
「ビジネス」というフィールドで挑んでいく。
最初は小さな一歩かもしれませんが、この一歩がもしかしたら社会や世界を変えていく一歩になるかもしれない。
そんなことを感じる、とてもワクワクする事業がこうしてスタートとなりました!
まずは小さな挑戦を繰り返しながら、多くの人たちと共に、教育業界を支える強いサービスとなることを目指します!
皆さま、ぜひこれからもご注目くださいね!
▼本サービスの詳細 プレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000029370.html
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