「君もニュータイプになれる!」アクティブすぎる元校長の野望

中島さんアイキャッチ画像

#「企」業家TALK
立場も、常識も超えて―FCEで「企」業家として働くということ

「企」業家TALK!は、FCEグループが大事にしている考え方「企業家」=「経営力(自分の人生を自分で切り拓く力)を高めながら、事業成長にまい進する」そんなFCEの各事業を第一線で創る側 の人たちにフォーカスしたインタビューシリーズです。

今回は、2020年3月まで 校長 を務められ、コロナ禍真っ只中の4月からFCEにビジネスマンとして飛び込んだ 異色のキャリア の持ち主、中島博司さんが登場します。現在はFCEエデュケーションの参与として、主にFind!アクティブラーナー事業の推進に携わる中島さん。教員時代には教え子がセンター試験日本史Bの平均点で 3度全国一位 を獲得。さらに共著も含めこれまでに 10冊以上の書籍を執筆。さらにさらに進学校の校長を務める傍ら、全国各地で、アクティブ・ラーニングに関して 年間40本の講演 を開催(2019年)。

そんなアクティブすぎる 教育界のレジェンド・中島さんが「Find!アクティブラーナー」事業にかける想いとその背景を探ります。

中島さんと37歳差、21卒内定者の添田がインタビューを担当しました。

アクティブラーニング (能動的学習)・・・生徒が積極的かつ能動的に学びに向かうように設計された学習方法。グループワークやディベートなどを通して主体的に考える力を育成することを目的としている。

「Find!アクティブラーナー」とは?

日本最大級 の 教員向けオンライン研修 サイト。導入実績は全国の小中高合わせて 1,000校 以上。オンライン授業の導入方法など、 3,500本 以上の動画コンテンツを取り揃えている。2020年からは毎月開催のオンラインでのセミナーを開始。 NHK や テレビ朝日 のオンライン授業特集で取り上げられるなど、いままさに注目を集めるサービス。

『元校長』異色のセカンドキャリア

◯教育界からビジネス界へ、しかもコロナ禍でのセカンドキャリアのスタートはいかがでしたか?

毎日楽しいですね。コロナだから出来たこともあります。 昨年5月に200名 を集めて開催したオンラインセミナーは、当時としては いち早くオンラインに対応 した珍しさから、テレビにも取り上げていただきました。講師を務めたのは私です。

それまで、 「アクティブ・ラーニングの伝道師」 という肩書をいただけるくらいたくさんの講演を経験してきましたが、オンラインセミナーは初めてでした。 FCEのスピード感 を感じましたね。教員時代には「教育界は社会の変化への対応が遅い」という課題観を抱いていたのでなおさらでした。


↓オンライン授業導入に関するセミナー開催の様子 

 

◯いち早くオンラインに移行された際に意識したことはありますか?

リアル講演と同様 「相手の心に火をつけること」 を大切にして企画運営しています。たとえば、私の講演では、参加者である先生方の心に「アクティブ・ラーニングをやってみよう」という火を付けることがゴールです。そのために、セミナーの中に必ず 実践と振り返りのワーク を入れます。具体的に、シンプルに伝えることで、先生方のアクティブ・ラーニングに対するハードルが下がり、 次の日から実践できる と思えるのです。

私の講演以外でも、「Find!アクティブラーナー」が開催するセミナーでは、必ず参加者とのディスカッションの時間を10分間程度設けています。 オンラインだからこそ、双方向のコミュニケーションを重要視 してます。先生方もインプットとアウトプットの両方を求めて参加している方が多いです。結果として、満足度について、 毎回9割以上の参加者が「大変良かった」 と一番高い評価をつけてくださっています。

 

◯他にはどのような業務に取り組まれてきましたか?

入社後すぐに取り掛かったのは、全国の会員の方に向けた 「週刊中島通信FAL」 の発信です。
4月からの第一シーズンの内容は、校長を5年間務める中で取り組んだ、 アクティブ・ラーニングを広める活動 についてでした。 具体的なモデルケース を紹介することで、先生方がアクティブ・ラーニングを身近に感じ、必要だと思ってくれるようにとの目的がありました。

10月からの第二シーズンでは、校長時代に入学式や全校集会などで話していた 挨拶文 を紹介しています。生徒に対してどんなメッセージを伝えてきたのか、具体例を示すことで 先生方に話の種を提供 することが出来ています。

アクティブ・ラーニングについてはFacebookでも投稿しています。最近は趣味のガンプラ(ガンダムのプラモデル)の投稿もあるのですが(笑)。

◯アクセル全開ですね!「Find!アクティブラーナー」のことは元々ご存知だったのですか?

茨城の高校で校長を務めていた2015年8月、受講生としてセミナーに参加したのが最初の出会いです。当時はアクティブ・ラーニングという言葉が広まり始めた頃で、情報を求めて毎週のように茨城から東京にでてきて、ありとあらゆるアクティブ・ラーニング関連のセミナーに参加していました。

そこで、当時Find!アクティブラーナーの代表をされていた永井さんに出会い、すっかり意気投合。以降、受講生としてだけではなく講師として、セミナーに何度も登壇しています。実は 現在約7万人が登録 しているFind!アクティブラーナーの 会員番号1番は私 なんですよ(笑)。

『種蒔く人』アクティブ・ラーニングの伝道師

◯教員時代はどんな取り組みをされていたのですか?

2015年以降は、校長を務めていた学校にアクティブ・ラーニング型の授業を導入したり、自校以外にも講演などを通してアクティブ・ラーニングを広める取り組みをしたりしていました。
教育界というのは慣習を重んじる風潮が強く、最初はなかなか受け入れられませんでした。「本当に成績が上がるのか」「生徒はついてこれるのか」と。

◯そのハードルをどうやって乗り越えたのですか?

学力向上とアクティブ・ラーニングの両立を目指し、 「AL指数」 「R80」 というメソッドを開発しました。それまでは、「アクティブ・ラーニングか、それ以外か」という 二項対立の極論 で捉えられていたんですよ。

でもそうではなく、従来の講義型授業をメインにしつつも、アクティブ・ラーニングを取り入れられるということを理解してもらえました。スパイスのように取り入れられるようにしたことで、 たくさんの先生方から「ホッとした」という声をいただけました

いまでは私の事は知らなくてもAL指数やR80という言葉を使ってくれている学校がたくさんあります。世に広く普及させるためには想いだけでは不十分で、受け入れやすいようにデザインしてあげる必要があります。

AL指数・・・授業におけるアクティブ・ラーニングの実施率を示す指数。50分授業でアクティブ・ラーニングが5分実施の場合は「AL10」となる。高校ではAL20が推奨されている。
R80(アールエイティー)・・・授業の最後に80字以内で振り返るというアクティブラーニングの手法。2文で書き、その2文を必ず接続詞で結ぶのが特徴。思考力・表現力・論理力の育成を目的としている。アクティブ・ラーニングを学力向上に結びつけるために開発。

『リスペクト・ドリブン』教える側こそ学び続ける

◯教育界で実績を残し続けてきた中島さんが、セカンドキャリアとしてFCEを選んだ理由を教えて下さい

「日本全体に影響の輪を広げるため」 です。
県の教育委員会に進むという選択肢もありましたが、どうしても茨城県内に限られてしまいます。「◯万人」という単位で影響を及ぼすには、日本全国の学校にアプローチしなければなりません。私個人としてではなく、 日本の教育の未来に貢献する という目的のためには、セカンドキャリアはビジネス界である必要があると考えました。

その中でFCEを選んだのは、FCEが 「学び続ける集団」 であると感じたからです。実際に入社してより実感しています。私も昨年の4月には 61歳にして新人研修 を受けました。人財開発室の方から、FCEの歴史や価値観、ビジネスの基本について丁寧に教えてもらえました。

教育界では、新人教師は4月当初から授業をし、手探りで業務を覚えていくもので、手厚く体系立てて育成とはいきません。その他にも、会社のVALUEに関するレポートを全社員が共有するなど、 学びの仕掛けがそこら中にあるのが良いところ です。日常の中にも学びがあるのはありがたいことです。

◯中島さんの今後の企てを教えて下さい!

アクティブ・ラーニングを全国に広める とともに、「Find!アクティブラーナー 」導入や「フォーサイト手帳」採用などによって、 先生と生徒合わせて100万人に影響を及ぼす ことです。

とはいえ、授業改善・学校改革はトップダウンではなく、ボトムアップでなければ実現できません。だから、先生方にどんどん周りを巻き込んで 学びの輪を広げてもらう ことが必要です。私は、 先生こそアクティブラーナーになってほしい と強く願っています。

先生が変わり、生徒が変わり、互いにリスペクトし合う環境が醸成されることではじめてアクティブ・ラーニングが成果となって表れます。学びを求めて、自ら学校の外に飛び出して、世の中のことに広く興味関心を持てる。そんな 「ニュータイプ」の先生 が増えたなら、日本の教育の未来は明るいです。

学び続けるための環境が、FCEにはある

中島さんありがとうございました。
「教育界の慣例」を破ってのキャリア選択や「コロナ禍での大規模オンラインセミナー開催」など、日本の教育の未来に貢献するという企てのもと、 数々の制約条件(ハードル) を取り払ってきたその姿はまさに 企業家。組織のミッションと自分のミッションを重ね合わせる 企業家マインドあふれる生き様 が伝わったのではないでしょうか。

また、人一倍言葉を大切にする中島さんに、FCEを一言で表して頂きました。

「リスペクト集団」 ですね。上司も部下も関係なく、一個人として尊重するような態度が浸透している。 アクティブ・ラーニングの土台 となるものです。互いの間に リスペクトがある環境が醸成されているからこそ、 相手から学ぼう という気持ちになれるんですよ。

周りから多くを学び、自分も周りに与えんとする。そんな人たちが集まるのがFCE。一人では成し得ない大きな企てに挑むには欠かせない考え方だと感じました。
中島さん、貴重なお話ありがとうございました!

日本の教育の未来を創る 「ニュータイプ」 の先生が集まるFind!アクティブラーナー。是非一度お試しください! 

 

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※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。

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