「あなたの、ミッション・ステートメントは何ですか?」
こう聴かれたら、皆さんはどのように答えますか?
ミッション・ステートメントとは
ミッション・ステートメントとは、「個人の憲法」ともいえるものです。『7つの習慣』ではこう書かれています。
ミッション・ステートメントとは、信条あるいは理念を表明したものである。個人のミッション・ステートメントには、どのような人間になりたいのか(人格)、何をしたいのか(貢献、功績)、そしてそれらの土台となる価値観と原則を書く。(『完訳 7つの習慣』P131)
実は。私たちFCEグループでは、全社員が自分の「ミッション・ステートメント」を持っています。そして、1月には、その「ミッション・ステートメント」を全社員に公開しあっているのです!
それは、具体的にはこんな感じです。
(社内メールで、全員が自分のミッション・ステートメントを送付しています)
なぜ、ミッション・ステートメントを公開しあうのか?
ミッション・ステートメント(以下ミッション)はとても個人的なものでもあるので、もちろん強制ではありません。
それでも、ほぼ全社員がFCEでは自分のミッションをシェアしています。
それはなぜか?
様々な理由はありますが、特に大事に考えているのはこのような点です。
①「終わりを思い描くことから始める」ことを「習慣化」するため
②お互いに「まず理解に徹し、そして理解する」ため
③自分の「ミッション」を明確にし、会社の「ミッション」とすり合わせていくため
どれもとても大切にしている点なのですが、今回は特にこの③についてお伝えしたいと思います。
会社のミッションと、個人のミッションをすりあわせる
会社と個人のミッションをすり合わせるとはどういうことか?
実はこれ、FCEグループがずっと大切にしている考え方です。
「仕事」というものに関する捉え方は、人・あるいは会社それぞれあると思います。
例えば「お金を稼ぐ手段」「生活のためにやるもの」「自分の夢をかなえる方法」など…。
どんな価値観も素晴らしいものだと思いますが、FCEでは「単なる生活手段」としてだけの仕事ではなく、「社会課題を解決」し、かつ「自分自身や関わる人の人生をより良いものにする」手段が仕事、また働くということでありたいと考えています。
なので、一人ひとりが大変な時にも「やりがい」や「働きがい」を感じ、会社が「自分の可能性を開花させる場所」であってほしい。
そのために「会社が目指していること」と「自分が大事にする指針や目指す生き方」が一致すればするほど、仕事をより「自分ごと」として強い当事者意識をもってとらえ、高いパフォーマンスを発揮することができるのではないか?
そのよう考えから「会社と個人のミッション」をすりあわせ続ける、ということを大事にしているのです。
ミッションの「重なり度合い」を大きくする
FCEグループには「ミッション」があり、各子会社、またそれぞれの組織・チームにも「ミッション」があります。
その「ミッション」を実現することが、自分の人生においてもプラスのとなれば、働く時間はより前向きなものになりますよね。そしてそれは会社として実現したいことを、実現するスピードを加速することにもつながります。
「でも、そういうのって採用(面接)時に、そもそも確認しているんじゃないの?」
という考え方もあるかもしれません。
もちろん、採用時にもとても重視していますが、さらに重要なのはその「重なり度合いを大きくする、その努力をし続ける」ことだと思っているのです。
働いていると、すべてが思い通りにいくとは限りません。心が挫けそうになったり、迷ったりすることもありますよね。
もちろん常々、自分のミッションや組織のミッションを見直して、自分の指針を持って…とできれば一番いいのですが、忙しい中では後回しになってしまうこともあるのではないでしょうか。
なので、FCEでは毎年年末年始には『7つの習慣』を読み(こちらも全員がレポートを書きます)、自分の「ミッション・ステートメント」を見直し、それを全社に公開し、そして仕事始めにまた「組織のミッション」と向き合う、ということを毎年のルーティン、会社の「大事な習慣」として実施しているのです。
ぜひ、ミッション・ステートメントを書いてみてください
毎年、この年末年始の会社としての「宿題」を実施していますが、年々自分の考えがアップデートできていることを感じられたり、自分と会社の関わりやその思いの一致度合いを感じることができるなど、FCE全社員が、大事にしている自慢の習慣だな~と改めて思っています。
まずは、自分と向き合うという意味でも『7つの習慣』を読んで「ミッション・ステートメント」を書いてみるということ、皆さんもTRYしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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