2020年12月18日。
学校の先生・教育者向けサイトであり、計60,000人近くの会員を保有する「ウェブで授業研究!Find!アクティブラーナー」(通称:FAL)サイトにて、先生たちの「学び」を応援する「3匹の先生たち」キャラクターが爆誕します!それが、こちら!
学びのサイトに、何でキャラクター?
もちろん一人ひとり(一匹いっぴき?)ちゃんとキャラクター設定があります。
しろまる校長先生
学校の先生たちを温かく見守る校長先生。
新しいことや、アクティブな学びが大好きで、活動家!もちろん胸にはワンちゃん界の(?)「SDGs」バッジ!
まなぶ先生
とっても生徒思いの若手先生!もっと教え方について学ばないと…!と思いつつも、忙しくてついついできない日も…。でも頑張り屋さんで理想に燃えています。
さくら先生
まなぶ先生の先輩先生。
明るく、先進的で、厳しくも優しい女の先生。いつも若手の先生への指導や、校長先生のサポートをしています!
Find!アクティブラーナーは、先生方が普段は見ることのできない「ほかの学校の授業見学」や「ビジネスコンテンツ」を学ぶことのできるサイトです。動画も、文字コンテンツもたくさんあり、学ぶにはうってつけ!なのですが、なぜこの「大人向け」「先生向け」のサイトにキャラクターが必要だったのでしょうか?
そんな疑問について、この「FAL犬(けん)キャラクタープロジェクト」を進めた方々にお話を聞いてきました! FALというサイトに込めた思い、キャラクターを創りあげる経緯で起こったとても「集合天才」的なプロセスとは…?
お客様(ユーザー)を巻き込んだブランディングストーリーとしても必見です!
発案者は「元・校長先生」!
この「FAL犬プロジェクト」。発端となったのはこんな一言でした。
「実はね、ずーっと思っていたんだけど…
FALには、キャラクターが必要だとおもうんですよ。創っていいですか?」
その一言を発したのは、この方。
教育業界における有名人であり、NHKなどの取材にも引っ張りだこの「元・公立高校の校長先生」なのです!
そのお名前は、中島博司さん。
「茨城県立並木中等教育学校」という、茨城県内で最初に開校した公立中高一貫校であり、2012年度には、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール制度指定を受けた、次代の日本・世界の発展を担う人間力を備えた人材の育成という理念を掲げた、超先進的な学校の「元・校長先生」なのです!
今は、FCEエデュケーションの参与として、FCEメンバーと一緒に各事業の躍進に日々大活躍されています。では、そんな中島さんが、なぜ「キャラクターを創りたい」と思ったのか?
その背景をうかがいました。
学ぶために、親しみやすさを
並木中学校の校長を務めていた時から、長くFALに関わらせてもらっています。その中でずっと「サイトを象徴するものが欲しいなあ」と思っていたんです。
先生たちが学ぶサイトなので、そもそもが「真面目でお堅い」イメージがあると思うんです。でも、だからこそ逆に「柔らかさや親しみやすさ」を持てるサイトにしたかった。
Find!アクティブラーナーという名前も少し長いじゃないですか(笑)?だから僕はずっと「FAL(ファル)」とあえて呼び続けていますしね。
一番大切な目的は、先生たちが「自分からこのサイトを使って学ぶ」ということ。
そのために、親しみやすそう・楽しそう・使いやすそう、というイメージをもっと打ち出していきたい。そのためにも、「キャラクターを創りたい」といったところ、事業部としてすぐOKが出ました。
その時、実はもう僕の中ではイメージがあって、こんなイラストを描いて持っていたんですよ!
(Zoomインタビュー時に実際の手書きイラストを見せてくださる中島さん)
そして、FALに関わる若いメンバーの方々と一緒に、このプロジェクトが始まったんです。
本プロジェクトには、いろいろなメンバーが関わりましたが「自分達だけ」で進めようとしないのがFCE! イラストレーターさんにイラストを依頼し、名前を決めていくフェーズになった時のこと。「名前をどうしようか?」と話している中でこんなアイデアが生まれました。
「キャラクター名は、FALを使ってくださる先生たちから、公募したらいいんじゃないですか?」
とっても忙しい学校の先生方。どのくらいの応募が来るかはわかりませんが、先生方にメールを送ったようです。その結果…なんと40近い「FAL犬」のネーミングが集まりました! 実際に先生方からも「すごくおもしろい企画ですね!名前、一生懸命考えてしまいました!」なんて声が寄せられたとのこと。まさに集合天才を実現するプロセスですよね。
学ぶって、楽しいことだから。
そして、先生たちから集まった名前について、厳選したものをFCEグループ全社員で投票させていただきました。そして決まったのが「しろまる校長先生」をはじめとする、わかりやすくて、親しみやすい、キャラクターと名前だったのです。
最初は「しろまる校長先生」だけだったのですが、若手の先生も欲しいよね!ということで「まなぶ先生」が生まれ、女性の先生もぜひ!という、学校の先生方からの素敵なリクエストから「さくら先生」が生まれました。
インタビューの最後には、このプロジェクトの完走を遂げた宋さん、小林さんも大変熱い思いを、とても笑顔で語ってくれました。
【宋さん】
私はまだFCEに合流して間もないのですが、このプロジェクトを通じて「FAL」というサイトをもっと「先生たちにとって身近な距離のサイト」にしたい、一方的なサービス提供だけはなく、全国の先生方と「一緒に創りあげていくサービス」でありたいとさらに強く思うようになりました。これからがとても楽しみです。
【小林さん】
キャラクターの話しをしているときって、なんか楽しいしハッピーですよね。そういう感覚を、FALを普段活用される先生たちに感じてもらいたいと思います。そして、これからもっと、先生方と“一緒に”ハッピーになれるようなおもしろいキャラクターにしたいですし、サイトに育てていきたいと思います。
そして、そのお二人の話をニコニコと深く大きく頷きながら聴く中島さん。「Find!アクティブラーナー」というサービスを創る一人ひとりの思いが「ギュッ」と詰まった「FAL犬キャラクタープロジェクト」。そのプロセスで創りあげられたのは、キャラクターだけでなく、さらなる先生方への想いと、関わるメンバー同士の熱い思いやさらなる絆だったのかもしれません。
最後に、中島さんからはこんな一言いただきました。
学ぶ、って楽しいことだと思うから。
先生方も、サービスを提供する側も一緒に「楽しみながら」学ぶことのできるサイトになるといいと思っています。
今回のこの「しろまる校長先生」「まなぶ先生」「さくら先生」は、その象徴になるんじゃないかなと思っているんですよ。
うん、この3人がまさにキャラクターの「3匹の先生たち」と重なって見える瞬間でした(*^-^*)!
ここからさらに、多くの先生に広がる、またそのきっかけとなる「3匹の先生たち」の物語を、これからもぜひお楽しみに!
▼Find!アクティブラーナーサイトはこちら
こちらの記事もおすすめ!