退職者0名!
突然の見出しですが…
FCEグループには年間で30名程度の社員が新しく入社しています。
「え?まだ半年?もっと長く居てくれていると思ったー!」
と言わせる早期の活躍をしてくれている人がたくさん。
私(人事のかついえ)は、ほとんどの選考プロセスに携わっているので嬉しい限りです!
そして、この1年をふと振り返った時の発見。1年内退職者数が0名!
当たり前のようで、当たり前ではない数字。だから嬉しくで見出しにしました。
私自身、4年前の中途入社社員です。
あの頃は...正直…「0名!」とはいかなかった…!
全然、そうではなかった…!
では、現在のFCEグループの新入社員はどのようにスタートを切るのか!?
先日は新卒社員について取り上げたので、今回は中途社員にスポットを当てます☆
中途入社のオンボーディングプログラムを開催するも・・・
FCEグループには7社の会社があり、事業内容・職種ともに多岐にわたるのですが、すべての新入社員が5日間の研修に参加します。
だいたい2日目ぐらいにほとんどの中途社員が「こんなの初めて…」と言います。
理由は、事業・商品・オペレーション理解の内容がほぼないため。
FCEの価値観や仕事の仕方を知ることに終始しているのです。
「なるほど。会社の文化の理解から入るのが重要ですね」
という声をいただけそうなのですが、実はそれだけでは上手くいきませんでした。
実際に中途社員から聞こえてきたのは…
「私は前の会社(前身の会社の歴史もしっかり伝えます)に入社したつもりはないです…」
↑私も当時言いました。「歴史に愛着などもてません」とまで言いました(笑)
「何だか意識しなくてはならないことがいっぱいあって、自分らしくできるのか…」
また反対に「今までも自分なりに工夫してやってきたので大丈夫です!」etc...
そして石川からも…
「勝家さんの5日間の内容、あんまりみんな覚えてないじゃん。折角やってるのにね!」
う~ん。まだまだ良くできる気がする…。
必要だったのは”オンボーディングのオンボーディング”
中途社員は即戦力として採用しています。
変化の激しいFCEの中で「今」すぐに力を発揮してほしい人財の採用です。
今までの経験や知識を存分に生かしてFCEの「未来」を創ってほしい。
では、なぜ、FCEの「過去」や「ここまでのやり方」を知らなければならないのか…?
一方的に「過去」や「ここまで」を伝えても確かに中途社員側としては受け取りにくい。
そこでスタートしたのが”オンボーディングのためのオンボーディング”でした。
要はオンボーディング(馴染み、戦力化)していくプロセスに乗っかる前の準備です。
具体的には、いくつかのメッセージを詰め込んだコンテンツをワーク形式で進めていきます。
「6ヵ月後のありたい姿」をそれぞれが描きながら、実現するために押さえておくことを確認していきます。
▼一部ご紹介▼
\プロフェッショナルとしての姿勢を求めます/
本質的なプロとして。この会社で叶えたいことを必ず実現していく。
\会社をひと回り成長させるようなアイディアをお願いします/
今までの経験を活かして、会社をひと回りもふた回りも発展させる。そのためにはまずは理解する。
\大切なのは置換力/
何をインプットするかも大切だが、それをどう活かすかが見せ所。
自分の選んだ道を正解にするため、自分がFCEと実現したいこと実現するためのオンボーディングプログラムであることを伝えていくことが重要だったんですね~。
確かにそれをわかっていれば私も生意気な事は言わなかったはず…!
その結果、豊富なキャリアをもっているミドル中途社員からもこのような声が!
「自分がなぜFCE入社を選択をしたのか、あらためて振り返ることができた」
「自身の経験を良い方向に会社や同僚に活かしていくためにも、まずは同僚の皆さんや会社への理解を深めていく」
「”オンボーディング=会社の歴史や流れを知ること”と思っていたけれど、知った上で自分の強みや弱みをどう業務に生かせるかを認識できた」
どのような企業に入っても最初は「教わる」「説明を受ける」という日々だと思います。
それをどんな姿勢で受け取ってもらえたら会社も新入社員もWin-Winなのか。
その答えは、まず理解に徹し、そして理解されるという姿勢。
その上でこそシナジーが生まれる。 (まさに7つの習慣。恐るべし7つの習慣)
この前提を共有した上で、オンボーディングに向かうことで、 同じ研修・OJTでも受け取る側の度合いが変わってきました!
”オンボーディングのオンボーディング”はおススメです。
ちなみにその後の5日間のオンボーディングプログラムは、 勝家による幾度のテストを通過して卒業です(笑)
「久々に頭から湯気出た」と言いながら頑張ってくれるFCE新入社員です!
未来の新入社員のみなさまもお待ちしております~☆
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