こんにちは。少しお久しぶりの人事チームかついえです。
私は3年前にFCEに入社し、初めて「人事」という仕事にチャレンジしたのですが、やればやるほど好きになっています。
「会社を創る」感覚が楽しいのです。人事の仕事の幅は会社によって異なりますが、私は「採用」「教育」「評価」「風土」をテーマにして、社内の人とこれから仲間になる人へのアプローチを担っています。
今後は人事という立場からFCEのカルチャーや組織づくりについても「FaCE!」らしく素顔のままにご紹介していきたいと思っています。
第一弾は、絶賛成長中のFCEにとって超重要テーマである「採用」について取り上げます。どのようなことを考えながら採用活動をしているのか、少しずつ、少しず~つご紹介していきます。
少しず~つなので、テーマを細かく区切りご紹介していこうと思います。
今回は「逆質問がテーマです!
きっかけは、20卒内定者から「よく面接官から『最後に質問はありますか?』と言われますが、あれってどんな意図があるのかなぁ?」という迷える就活生を助けたいというリクエストをもらったこと。
確かにFCEの選考でも、新卒・中途ともに「逆質問」タイムをできる限りたっぷりと取っているのです!中には半分以上の時間を逆質問に使う面接もあります。なぜなのでしょうか??素顔をお見せします!
まず逆質問とは?
逆質問とは、面接を受けている人が面接官に質問をする機会を指します。「何か質問はありますか?」がスタートの合図です!「質問を受ける準備ばかりをしていた!」「何を質問したらいいんだろう?」そんな悩みを抱える方がいるようです。ぜひ続きを読んでみてください!
なぜ逆質問なのか?
私(FCE)が逆質問をする理由は大きくひとつ。ずばり、その方の「気になっているポイント(=価値観)」を知りたいから。
逆質問の時間からは、面接を受けている人にテーマが委ねられます。よって、その方の興味や関心、価値観が現れる時間になると思うのです。会社側から同じ情報や説明を受け取っていても「もっと聞きたい!」「どういうことだろう?」とアンテナに引っかかるポイントが異なる。私はここにとっても興味があるし、その人らしさが出ると思っています。だからできる限りたくさん質問をいただくようにしているのです。
裏を返せば、面接を受けている方が自分に合う会社なのかしっかり確認をする時間でもあります。面接と言われると「選ばれる」感覚が強いですが、実際は会社を「選ぶ」大切な時間でもあります。あなたと会社は、選び・選ばれる関係なのです。
と、言われると。。「逆質問」がより難しくなってしまった感じがしますよね。。
どう逆質問するのか?
ということで、最後にFCE流!面接官と自分が「Win-Winな逆質問」であるための3つのポイントを私なりにまとめてみました。
Point1 なぜその質問をしたいの?
Point2 あなたはそこに登場している?
Point3 一番質問したいのはどーれ?
Point1 なぜその質問をしたいの?
「質問にはその人の価値観が現れる」と言いましたが、質問文そのものにダイレクトに価値観が表現されていることは実は少ないと感じています。例えば「何人ぐらいのチームで働くんですか?」という質問でも、背景には「少数精鋭がいいな!」もあれば「大人数で切磋琢磨したいな!」もあるのです。だから「なぜ自分はその質問をしたいのか?」まで必ずセットで考えてみてください。そして、ぜひ背景も一緒に伝えてみてください。きっと聞きたいことが聞けますし、面接官も気持ちよく的を得た回答をすることができます♪仕事でも背景を伝えることはとっても大切ですし、自分の気付かない価値観にも出会えるかもしれません。
Point2 あなたはそこに登場している?
逆質問は「あなたが会社で働く姿」を想像する(させる)チャンスともいえます。面接の中で聞いておきたい質問は山ほどあると思いますが、①会社について尋ねるものと②会社と自分を絡めて尋ねるものに分けることができます。例えば、①「若手社員はどのような活躍をされていますか?」と②「私が入社したらどのような活躍を期待しますか?」という形でしょうか。①の場合、面接官は先輩社員を想像しながら答えます。一方、②の場合は「あなたが弊社に入ったらね~そうね~どんな形で活躍するのかな~」とあなたが働いている姿を想像しながら答えてくれると思います。「今の会社」に詳しくなるだけではなく、「自分がいる未来の会社」を見つめていく。面接官が入社をイメージしてくれるチャンスもGETできますしね!
Point3 一番質問したいのはどーれ?
最後はシンプルに一番聞きたいことを聞こうという話。時間には残念ながら限りがあります。質問にはその人の価値観が現れるわけなので、Point1の質問+背景を考えた上で一番聞きたいことから聞いていくようにしちゃってください!価値観のすり合わせのチャンスですもの!たまに義務感から質問のための質問をしてしまうこともありますよね。でも、ここまで読んでいただいてそれが少し勿体ないな~と思ってもらえているのではないかと思います!
追記で、、質問の前に少し考える時間が必要であれば「1分ください」など気軽に言ってください。面接官は鬼ではないのです!(笑)いつものみなさんがする行動やコミュニケーションをみせてください♪
以上、結構な長文になってしまいましたが、最後までお読みいただき本当にありがとうございました。明日からの面接に活かしていただけたらこの上なく嬉しいです!!
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