健康経営の一環としての『あすけん』導入
「最近、疲れやすくなった気がする」
「今日一日、何を食べたか思い出せない」
──そんな日常の“気づき”に向き合う取り組みとして、FCEでは2025年2月、AI食事管理アプリ『あすけん』を活用したキャンペーンを実施しました。
この企画の背景にあったのは、健康への意識を高め、社員一人ひとりが自分自身の生活を“見える化”しながら主体的に整えていく文化をつくること。
『あすけん』は、食事を記録することで栄養バランスや摂取カロリーがグラフや点数で可視化され、 管理栄養士監修のアドバイスが届く アプリです。
特に点数化によるフィードバックをもとに行動を見直すという流れは、FCEが日頃から大切にしている「PDCAサイクルを回す」習慣とも親和性が高く、導入の意義が明確でした。
本キャンペーンは、当初は希望者を募って 自主的な参加にとどまっていましたが、実施後の反響や行動変容の広がりを受け、最終的には法人プランとして『あすけん』の 全社導入が決定!
『あすけん』を活用したキャンペーンとして単発の施策にとど めず、FCEのカルチャーとして定着させていくことになりました!
一つの「やってみよう」という試みが、会社全体の行動変容につながっていく──『あすけん』の導入は、FCEらしい挑戦の一つとして新たな一歩を刻みました。
点数だけじゃない、気づきが生まれた1週間
「今日、何点でした?」
「やっと80点超えました!」
『あすけん』を活用したキャンペーン期間中、そんな会話が社内のあちこちで飛び交っていました。
FCEでは、AI食事管理アプリ『あすけん』の導入にあわせて、1週間限定でキャンペーンを実施。一度でも100点を取れば松坂牛ギフト券1万円分、さらに上位5名には「赤坂きた福」での豪華食事会へ招待という、ちょっと特別なチャレンジです。
開始前は「続けられるかな…」という不安の声もありましたが、始まってみると想像以上の盛り上がりに。
食事の内容を工夫したり、 『あすけん』の点数に一喜一憂したり、部署内で自然と「お昼、何食べました?」と声をかけ合ったり。 食事をきっかけに、日常のコミュニケーションが少しずつ広がっていきました。
結果として、平均60点以上を記録した社員も多数。
なかには連日90点超えをキープする社員もおり、100点を複数回たたき出した人もいました。
Xでも活躍中のまる氏が書いたご褒美の「銀座・きた福」のレポートを一部ご紹介。
https://x.com/fcemarui_keiki
▼ご褒美の「きた福」レポ 引用
そして、、、何より、、、夢のきた福、、、
大学から上京し、東京生活も早7年目。
自分が学生時代を過ごした八王子は、駅からも離れ都会の生活とは程遠い日々でした。
そして社会人と共に新宿へ。これが東京かと感じるとともに、FCEに入れたことで今まで食べたことのないような食事を何度か経験することもできました。
そして迎えた3年目。ついに圧倒的過去最高級の「銀座・きた福」へ
経験の浅さから「カニ 綺麗な食べ方」とググるところから物語は始まりました。
行きの電車では、根本さんと「楽しみすぎますね」「あと〇駅ですね」といった無邪気な会話を何回も。
開始の15分前に到着。皆さんが店の前で談笑するなか自分はカニのことで頭がいっぱいでした。何を話したか覚えてません。
そしてついに、入店。
席で迎えてくれたのは、左右にそびえる巨大すぎる蟹。「我銀座の阿形と吽形也」と言わんばかりの存在感。

あまりの衝撃に心は踊りながらも、社会人丸井。平然を装い自席へ。
突如店員さんから、「せっかくなので蟹もって写真撮っていいですよ」と。
緊張しましたが、勇気を振り絞り持ち上げました。
「、、、、重い!」 筋トレを初めてガタイに変化が出始めた私でも分かるこの重厚感。
今までこの蟹の歩んできた人生が走馬灯のように私の頭を駆け巡りました。

(あまりに熱い長文のため以下割愛)
しかし、注目すべきは“点数”そのものではありません。
この取り組みを通じて、多くの社員が「食生活を見直すきっかけ」を得ていたことです。
「朝ごはんを抜くと点数が下がることに気づいた」
「野菜を少し増やすだけで改善されるとは思わなかった」
──そんな“日常の小さな発見”が積み重なり、自分の身体と向き合う時間が自然と生まれていきました。
また、「集中力が上がった気がする」「振り返る習慣ができた」という声もあり、単なるイベントを超えて、個々のセルフマネジメント力にもつながっていたことがうかがえます。
食事管理と聞くと、少し堅苦しく感じるかもしれません。しかし、楽しみながら取り組める仕掛けがあったからこそ、無理なく続けられた1週間でした。日々の行動に少しずつ変化が生まれ、気づけばチームの雰囲気まで明るくなる。そんなFCEらしい広がりが見えた時間だったように思います。
小さな習慣が、FCEの未来をつくる。『あすけん』全社導入の背景
一週間限定のチャレンジとして始まった『あすけん』でしたが、多くの社員が「もう一度やりたい」「むしろ日常的に使いたい」と感じていたのが印象的でした。
食事を記録して、点数を振り返り、次の日の行動に活かす。この一連の流れそのものが、まさにFCEで大切にしている“PDCAを回す”という習慣と地続きだったのです。
そんな手応えを受け、FCEでは『あすけん』の 法人プラン(あすけんプラス)を 正式導入することが 決定しました。
今後は希望する社員が継続的に『あすけん』を活用できる環境を整え、「 食事管理」だけにとどまらない、日常に根づく“ 振り返りと改善”の仕組みとして広げていきます。
もちろん、ゴールは高得点を取ることではありません。大切なのは、日々の小さな違和感に気づき、自分のコンディションを言語化し、行動を見直すこと。例えば「昼に油ものを食べた日は午後の集中力が落ちていた」など、自分の状態を客観的に見つめる機会が増えることで、健康も仕事も、少しずつコントロールできるようになっていきます。
実際に、「自分の食生活の改善が、家族の健康に繋がった」「食生活の改善が、気持ちの余裕につながった」といった声も寄せられました。これらの変化は、一人ひとりの意識と行動の積み重ねが、やがてチームや組織の空気まで変えていく可能性を感じさせるものでした。
『あすけん』を“ 食事管理アプリ”としてだけでなく、“自分と向き合う習慣づくりのツール”として活用する。
この小さなチャレンジは、FCEの未来につながる土台として、これからさらに広がっていきそうです。