はじめに
「“働きがい”って、実際なんだろう?」
13年連続で「働きがいのある会社」に選出されているFCE。
数字としては見えているけれど、じゃあその“実感”って、現場の社員たちはどう受け取っているのか?
そんな問いを確かめたくて、今回私たちは22卒の3年目メンバー3人に話を聞きました。
FCEで最初のキャリアをスタートさせ、いまやいちリーダーとして、チームを引っ張りはじめている彼ら。
この3年間で、どんな成長を遂げてきたのか。何が苦しくて、何が嬉しくて、FCEで働くことにどんな意味を見出しているのか。
インタビュアーは人事の中井さん。新卒採用を通して何百人もの就活生と向き合ってきた彼女だからこそ、ぐっと本音を引き出してくれました。
この記事では、そんな「FCEで働くとは?」を、“素”のままお届けします。
「株式会社FCE」ってどんな会社?――「共通言語」が組織を変える
—— FCEをひとことで説明するとしたら、どんな会社だと思いますか?
横田:やっぱり「チャレンジあふれる未来をつくる」っていうパーパスに向かって、社員全体が高い目標に一致団結して進んでいる会社だなと思います。僕自身、すごく社風に助けられています。
古野:前向きな会社っていうのは、学生さんにもよく伝えています。もちろん会議で「この目標やばいね…」ってなるときもあるけど、そこからどう乗り越えるかを前向きに話し合える。落ち込むより「じゃあどうする?」の議論が多い印象です。
—— 「共通言語」っていうキーワードも出ていましたね?
横田:はい、それは本当にFCEの特徴ですね。「レビュー」(目標達成のために上司からフィードバックをもらうこと)でも「バリュー面談」(FCEの価値観を明文化したバリューに沿って振り返る面談)でも、上司も同じ言葉を使うから自然と身についていくし、ズレが起きにくい。これが組織の一体感を支えていると思います。
吹田:僕も新卒で入った会社がFCEだけなので、他社との違いはわからなかったけど、共通言語の存在は大きいなと感じますね。バリューにも出てくる「理解してから、理解される」
という価値観が根付いている。
—— 実際にそれを学生に伝えると、驚かれますよね。
「みんなが同じ方向を向いている」って話すと、「そんな会社あるんだ?」ってびっくりされます(笑)。でもそれが自然にできているのがFCEなんですよね。
古野:共通の価値観を持ちつつ、それぞれが「自分はこうしたい」「こういうことに挑戦したい」っていう思いを持っている会社だなって思います。学生のとき、そういう個性がちゃんと見えるのが印象的でした。
吹田:僕もそう思います。目的とか目標があって、その理由をちゃんと上司が説明してくれる。「これは君の成長につながるからやってほしい」って言ってくれるから、納得して動ける。信頼できますよね。
横田:教育事業をやっている会社だからこそ、若手でも活躍できるような育成環境が整っているんだと思います。レビューを受けながら成果を出していく流れがちゃんとある。3年経てば、ある程度の自信がつく環境だと感じますね。
—— なるほど。FCEの文化が自然と“前向きさ”と“成長”を生んでいるように感じますね。

“同じ方向”に進みながら、“個”が活きる――FCEの人材像
—— FCEって「全員が同じ方向を向いてる会社」ってよく言われますよね。でも、それだけじゃない強さもある気がしていて…。
古野:そうですね。選考中から他社と比べて強く感じていたのは、「私はこうしたい」とか「これを実現したいからFCEにいる」っていう、個人の意思をすごく大事にしている会社だなっていうところでした。一人ひとりの想いがしっかりしているからこそ、組織としてまとまる力もあると思います。
吹田:共通の目的がある中で、意見をちゃんと持っている人が多いですよね。しかも、誠実な人が多い。「なんでこれをやるの?」って聞いたら、ちゃんと答えてくれる。上司も、ただ「やれ」じゃなくて、ちゃんとその背景や目的を説明してくれるので、納得して行動できる環境です。
—— それは信頼関係がベースにないとできないことですね。
吹田:就活のときに「納得できないことをやるのは嫌だな」って思っていたんですよ。FCEでは、それがすごく大事にされていて。「吹田くんの成長のために任せているんだよ」って説明してくれる。そう言ってくれるだけで、同じ仕事でもやる意味が全然違うものになりますよね。
横田:FCEって、「○○さんならできる」っていう前提で任せてくれる“期待人事”の文化があるから、若手でも早くから挑戦できるんです。僕もリーダーを任されたときは、自分の数字だけじゃなくて、チームで目標を達成するには?っていう視点に変わって、行動も意識もすごく変わりました。
—— 同じ方向を向きつつ、“個”が活かされているってことですね。
FCEって、「指示待ち」よりも「自分で企てる」人の方が活躍しやすい会社なのかもしれないですね。
古野:そう思います。みんな「やらされている」って感じがなくて、自分からやってみようっていう空気がある。FCEのバリューが、自然とそれを後押ししているんだと思います。
“やってみる”から見えた、自分の成長
—— 入社して3年、それぞれが大きく成長してきたと思うんですが、自分で「ここが一番変わった」と思うところはどこですか?
吹田:僕は「理解してから、理解される」っていうFCEのバリューを、ちゃんと自分の中の軸として持てるようになったことが一番の成長かなと思っています。もともと、相手の気持ちを想像して動くのが得意じゃなくて…。つい感情で動いちゃったり、相手の背景を考えずに否定しちゃうことも多くて。
—— でも今はマネジメントする側してメンバーを持っているんですよね?
吹田:そうなんです。今は社内のメンバーと向き合うことが一番多いので、相手を理解しないと伝わらないなっていうのをすごく実感しています。直属の上司からも「一番成長しているのはそこだよ」って言ってもらえて、ちゃんとできるようになってきたのかなって。
古野:私は「まずやってみる」っていうマインドを持てるようになったことかな。入社前は、自分のやり方にこだわるタイプだったんですけど、周りの同期の行動の速さを見て、「あ、考えてるだけじゃだめなんだな」って気づいて。やってみないとフィードバックももらえないし、素直に行動するって大事だなって。

——「やったもん勝ち」って、実は一番成長につながる行動かもしれないですよね。
古野:そう思います。最初はちょっと悔しかったりもしましたけど(笑)。でもそこから考え方が本当に変わりました。
横田:僕の場合は、リーダーシップですかね。期待されて任されたリーダー業務を通して、今まで「自分の数字だけ達成すればOK」と思っていたのが、「どうやってチームで成果を出すか」って考えるようになった。視点が変わったことで、行動も結果も変わったなと感じます。
—— それぞれが“自分の変化”にしっかり向き合っているのがすごくFCEらしいですね。
横田:本当にそう思います。育成の仕組みや上司からのフィードバックもあるし、変われるきっかけがちゃんとある会社だなって。
働きがいの正体――“なんとなく”じゃない、関係と環境
—— FCEは「働きがいのある会社」ランキングに13年連続で選ばれていますよね。実際に働いていて、その理由ってどこにあると思いますか?
吹田:前向きな人が多いっていうのはあるかもしれませんね。愚痴を言っている人が少ないというか。「なんでこれやらされているの?」って空気じゃなくて、「これは自分の成長のためだ」って納得して取り組んでる人が多い。
—— 納得感って、大きいですよね。
吹田:はい。会社全体としての「チャレンジあふれる未来に向けて」っていう方向性があって、みんなそれを自分の言葉にして動いている感じがします。だから、モチベーションも保ちやすいし、働きがいってそういうところからくるのかなって。
古野:私はコミュニケーションの多さが理由かなと思います。レビュー文化やバリュー面談、ライフプラン面談もそうだし、日々のちょっとした会話の量もすごく多くて。目標や感情を共有する機会が多いから、一緒に喜べたり、悔しがれたりする。プライベートの相談も同期とできるし、それって他の会社にはない環境かなと思います。
—— コミュニケーションって“横”だけですか?“縦”の関係はどうですか?
古野:それがまたびっくりで。事業部長クラスの人とも、四半期に一回しっかり面談してキャリアの相談に乗ってもらえるし、選択肢を提示してくれるんです。友達に話したら「え、マジで?」って驚かれました(笑)。
吹田:しかも、毎月社長と飲みに行く会もあるしね。新卒3年目で上場企業の社長と恋愛相談できるって、普通じゃないですよ(笑)。
古野:確かに(笑)。でもそれがFCEでは自然で、距離が近いのに礼儀や信頼はちゃんとある。だから、フラットに話しやすいし、成長にもつながる環境だなって思います。
横田:あとはやっぱり「やらされ感がない」ってこと。何か提案したら「やってみようよ」って言ってくれる人が多くて、それがどんどん仕事の主体性につながっていく。自分で自分の環境を良くしていこうっていう人たちが多いんですよね。
——制度や環境があるだけじゃなくて、それを自分たちで活かしているから“働きがい”が生まれているんですね。
横田:まさに。環境に依存せず、環境を自分たちでつくっている感覚。だからこそ、13年連続って結果にもつながっているんだと思います。
次のFCEを創るのは、自分たち――3年目が描く未来像
—— 入社から3年。それぞれが、今後FCEで実現したいことや目指していることがあれば教えてください。
古野:営業を3年やってきて、自分自身の成長は感じています。次は後輩たちにも自分の成長を通じてお客様のお役に立てる喜びや自分のできることが広がるワクワクを実感してほしいと思っています。今は1年目や中途の人をレビューする機会があるので、より多くの人が成果を出せるような仕組みや環境を、リーダーと一緒につくっていきたいと思っています。
吹田:僕は今、3人のメンバーと一緒に営業チームを任されています。目標は、「最強の営業チーム」をつくること。数字はもちろん、挨拶や時間を守るといった基本を高い水準で実行できるチームをつくって、それを文化として広げたい。その先に「FCEってなんかすごい会社だよね」って言われる存在になっていきたいです。
横田:僕は今、子ども向けサービスの事業に携わっていて、3年以内にユーザー数を10倍にするという目標があります。そのために、チームだけでなく他部署や外部とも連携しながら、自分の役割をどんどん広げていきたい。子どもたちにより多くの価値を届けられるような人材を目指しています。
—— “今あるFCE”を受け継ぐだけでなく、“次のFCE”を自分たちでつくっていこうとしているんですね。
おわりに
入社から3年。気づけば、“教えてもらう側”だった22卒たちが、今は“次のFCE”をつくる側にまわっています。
「共通言語があるからこそ、前向きにぶつかり合える」「やらされ感じゃなく、自分ゴトで動ける」――そんな声が自然と出てくるのが、FCEのちょっと不思議で、でも心地いいところ。
働きがいランキング常連の理由は、もしかしたらこういうところにあるのかもしれません。
これからのFCEをつくるのは、きっと今この文章を読んでいるあなたかもしれません!
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