#「内定者企画 先輩のカバン、持たせてください」
新企画!「先輩のカバン、持たせてください」スタート!
就活生や中途の求職者の方に、より“リアルなFCE”を届けたい──。
そんな思いから、私・内定者の南木が発案・企画した新シリーズです!人財グループの方によると、説明会や面接でよく聞かれるのが「“3年で10年分の成長”って、実際どういうことなんですか?」という質問。
制度や理念だけでは見えない、“働く日常のリアル”をお伝えするために、私が実際に先輩方の1日に密着し、その中にある成長のヒントを探っていきます。
“ぶっちゃけ、FCEってどうなの?”そんな疑問に、現場から等身大でお答えしていきます!
堀口さんの紹介と1日のスケジュール
堀口さんは、社会人6年目で、現在人財開発グループ、いわゆる人事部でお仕事をされています。以前はエデュケーション事業本部でフォーサイト手帳を担当していた中、今年から人財開発グループに異動。まだ1年も迎えていない中で重要な役割を任されているとのお噂も聞き、今日の密着がとても楽しみです!
――堀口さん、本日はよろしくお願いします。
堀口: よろしくお願いします!私の今日のスケジュールはこちらです!

――夜までみっちりですね!
堀口: 中途採用の面接がある日は遅くなってしまいますね。これが毎日ではないのでご安心ください。(笑)
今日は割と忙しい日ですが、よろしくお願いします!
9:00-始業 メールチェック・朝礼
朝は、昨日の日報をまとめ、外部メールのチェックからスタート!
その後にはチームでの朝礼もあり、今日のタスクを確認し合っていました。
お客様対応を最優先にしつつ、チームが動きやすいように早めの連携を心がけているそうです。
10:30-11:15 代表レビュー
10時からは、毎週月曜日に行われる代表とのレビューの時間。
――堀口さん、「レビュー」って何ですか?
堀口: あまり他では聞かない言葉ですよね。(笑)
FCEではレビュー制度というものがあり、「上司の思考プロセスを盗む時間」と位置づけているミーティングです。
レビューで大切なのは、自分で現状把握 → 課題抽出 → 対策立案を考えること。自分の考えをぶつけた上で、上司の考え方を聞きます。自分で考えるからこそ、思考力が上がるんです!
――とても成長できる制度ですね!「レビュー」、楽しみです。
人財開発グループは「採用」「社員教育」など会社にとって経営との連携が必要な部署であるため、社長の石川さんに直接相談する機会が設けられているそうです。レビューでは、堀口さんは、絶対に“結論ファースト”。事実を伝えたあと、自分の考えや次のアイデアまでをセットで共有していきます。まさに先ほどの現状把握 → 課題抽出 → 対策立案です。
内容までは詳しく伺えませんでしたが、代表からのフィードバックは常に建設的。仕事の“進め方”そのものについてのアドバイスなどもあり、こんな機会が毎週あるなんてどれだけ成長できるんだろう!と妄想が膨らみました。
「社長からのレビュー」と聞くと、正直少し怖いものを想像していましたが実際は、より良い仕事の進め方をする、対話の時間でした。
プロとしての厳しさの中に信頼関係がある──その空気を肌で感じた45分間でした。
11:15-12:00 内定通知書作成
レビューのあとは、45分の隙間時間。堀口さんは、この隙間時間で、内定通知書をせっせと作成をされていました!いろんな仕事がありますね。
私だったら休憩してしまいそうですが(汗)、FCEでは隙間時間も戦略的にスケジューリングしていくのだそうです。
12:00-13:00 お昼
そして、待ちに待ったお昼の時間!チームのメンバーや他部署の皆さんとランチに行くこともあるそうなのですが、今日はNSビルの1階へお弁当を買いに。
さらには、コーヒーまでごちそうになってしまいました……優しい先輩です。
お昼を食べながら、堀口さんにFCEへ入社を決めた理由を伺いました。
――ズバリ、堀口さんのFCEの決め手は何ですか?
堀口:私がFCEに決めた理由は、自分がこれまでどう生きてきたのか、どんな価値観を大切にしているのか、そしてこれからどう生きていきたいのか──
その一つひとつに真正面から向き合い、面接という枠を超えて深く理解しようとしてくれた人事の方の存在でした。
当時は大手企業への就職も考えていて、周囲の友人が名だたる企業へ進む中、上場前のFCEに飛び込むことは、私にとって大きな挑戦でした。それでも、FCEが掲げる“上場”という大きな目標に向かって、自分も全力を尽くしたい!とワクワクしたことを覚えています。
そして私は、自らの選択に責任を持ち、「この決断を自分の手で正解にする」と心に決めてFCEを選びました。
――かっこいいです!幹部や役職がある方々だけでなく、社員も全員で、上場を支えたことが伝わってきます。入社してみて、FCEの特徴は何だと感じていますか?
堀口:一番は、“自分たちで会社をつくっていく”感覚があることですね。もちろん大変な時もありますが(笑)、それがFCEならではの面白さだと思います。大手企業のように環境が整っているわけではない分、「もっと効率化できないかな?」と自分たちで工夫し、仕組みをつくり上げていける。ベンチャーならではのチャレンジができることが、FCEの大きな特徴だと感じています。
――ありがとうございます!
堀口さんのお言葉から一貫して「チャレンジ」というキーワードが光っているように感じました。
13:00-13:30 社長室ミーティング@zoom
13時からは社長室メンバーのミーティング。冒頭はまさかの“胃カメラトーク”からスタートし、笑いの絶えない明るい雰囲気!
和気あいあいとした雰囲気の中、仕事の話に入ると一気に切り替わり、 「手伝ってほしい」という声に「任せて!」「ここ私やります!」と自然に協力の輪が広がります。 “ピンチのときは助け合う”文化が当たり前に根づいていて、チーム全員で支え合いながら進む姿に、「仲間と一緒に頑張れる」FCEらしさを感じました。
14:00-15:00 外部エージェントミーティング
午後は、外部の採用エージェントさんとの打ち合わせが続きます。
二つ目の打ち合わせは、エージェントの方5名との打ち合わせ。堀口さんはたった一人、FCEの代表としてミーティングに臨まれていました。若手ながらもこうした重要な仕事を任されている姿がカッコよかったです。また、事業部ごとの募集要項を細かく整理したうえで、その背景まで丁寧にわかりやすく説明している姿が印象に残りました。
――このミーティングの目的は何ですか?
堀口:一言で言うと、FCEに合う人材をエージェントの皆様と「一緒に」見つけていくことです。そのために採用基準や働き方を正確に共有することが必要だと考えています。そのため私は、ミーティングの準備として、求人をしている部署の事業部長のところへ行って、たくさん質問をしています。
――目的に沿った準備をしっかりされているんですね。ミーティングの中で心がけていることはありますか?
堀口:私がミーティングで一番大切にしているのは、「エージェントさんは味方だ」という感覚です。
正直、私ひとりの力ではFCEの採用は絶対に実現できません。
だからこそ、エージェントさんの存在は“協力会社”ではなく、同じゴールに向かって走る仲間だと思っています。
そのうえで、私はできる限り鮮度の高い一次情報をお伝えするようにしています。
「今FCEはどんな人を求めているのか」「現場の声はどう変化しているのか」ここを曖昧にしたままでは、エージェントさんも全力で走れないからです。
同時に、私はエージェントさんからのご意見や課題感も本気で聞きたい。「FCEってこういうところが候補者に響いていないよ」「他社でうまくいったのはこういうポイントだよ」そんなリアルな声にこそ、採用成功のヒントが詰まっていると思っています。
実は、私は人事になってまだ半年ほどで、まだまだ分からないことだらけです。だからこそミーティングの中でもつい「教えてください!」と言いすぎてしまうくらい(笑)、学び続ける姿勢を大事にしています。
エージェントさんの知見と、FCEが持つ“採用の現場感”。その両方がそろったとき、初めて「本当に良い方と出会える採用」ができると信じています。
私はその“共に創る採用”を実現したくて、いつも対話に向き合っています。
――ありがとうございます。堀口さんの仕事の丁寧さ、ミーティングを生産性の高いものにしようという意識、大変勉強になります。まさに、”Win-Win”というFCEのカルチャーを体現していらっしゃるんですね。

15:00-16:00 採用サイトの写真選定
そして、本日2回目の隙間時間。この時間には、先ほどの社長室mtgの決定事項だった採用サイトの写真選定をされていました。
堀口さんは「納期が早いものを優先しています」と話し、さらにFCE独自の優先順位の考え方を活用しているとのこと。仕事が立て込んでいても、効率的に動ける「仕事の仕方」を教えてもらえるなんて、FCEすごすぎませんか!?
16:00-17:30 人財開発チームミーティング
このミーティングのテーマはFCE流の改革!人財開発チームが10月から新体制となったことで、既存のやり方にとらわれず“目的から考える”FCEらしい柔軟さと挑戦心が感じられました。続くミーティングでも、課題を共有し合い、時には本音も交えながら解決策を探るなど、信頼と温かさにあふれたチーム文化が垣間見えました!

17:30-18:30 キャリア採用入社研修
さて、堀口さんの1日はまだまだ続きます。17:30からはなんと研修へ!!FCEではご入社された方に対して、5日間もの研修があるのです。研修では、今月ご入社された2名の方が、今日の研修の学びをまとめて発表されていました。堀口さんはそのお二人の発表を聞いてフィードバック。FCEで大切にしている「受け止めて付け加える(Yes, and)」の姿勢で温かくフィードバックを行っていました。さらには、入社された方々同士でもフィードバックをしあうなど、「学び合う」FCEらしい文化が感じられました。
――FCEの研修、いかがですか?
中途入社の方: ここまで研修がしっかりしていることに驚きました。仕事をする上での土台作りを学ぶことができるので、仕事効率が上がると思います!
――そうなんですね!新卒入社の私にはわからない視点をありがとうございます!
最後に、堀口さんから社内システムの効率的な使い方も共有。「自分が楽だからではなく、次の工程を担う人を思いやる働き方」を伝える場面も。
一人ひとりの思いやりが、FCEの生産性と成長を支えていると感じました。

18:30-20:00 キャリア採用面接
面接前からは個別ブースへ移動し準備をスタート。堀口さんは資料を揃えるなど、事前に綿密な面接準備をされていました。
そして迎えた面接にて、堀口さんは面接官という重要な役割を担い、真剣な表情で候補者と向き合っていました。
――面接、お疲れ様でした。採用面接で心掛けていることは何ですか?
堀口:採用面接で一番大切にしているのは、Win-Winな採用ができるようにすることです。叶えたい未来やキャリアビジョンがあるから、転職を決断しますよね。私はまず、その“今回の転職で何を得たいのか(相手のwin)”を理解することから始めています。そのうえで、“それはFCEで叶えられるのか?”を一緒に考えていく時間にしています。それが私の面接のスタンスです。
――その視点を持っていただけることは、面接を受ける側としても嬉しいです!
お話を聞いていて、残業時間といったリアルな情報も隠さず伝えていたことに驚きましたが、なぜですか?
堀口:私は、採用は“人を選ぶ場”ではなく、その方の人生に対して責任を持つ場だと思っています。だからこそ、都合の良い部分だけを切り取って伝えるのではなく、FCEの“リアル”をそのままお伝えするようにしています。そのうえで、「それでもFCEで挑戦したい」と互いに覚悟を決められること。そこにこそ、本当の意味でのWin-Winが生まれる――そんな採用でありたいと思っています。
――Win-Winってとても大切ですね。ありがとうございます!
堀口さんの姿勢にFCEの“人を大切にする文化”を感じました。
20:00退勤
そして、終了!
――本日もお疲れ様でした!この後の予定は?
堀口: 通っているピラティスに行ってきます!
――退勤後の時間も満喫されていますね!堀口さんから見て、FCEでの働きがいってどこにありますか?
堀口:「やりたい」と思ったことに挑戦できる環境があることです。
“なんでも自由”ではなく、自分の意思と努力があってこそのチャレンジですが、役割に縛られず仕事の幅を広げる機会を任せてもらえ、周りも本気で応援してくれます。
結果として、やりたいことを形にできる健全な“チャレンジ”が社内にあふれていると感じています。
――FCEは人財育成に力を入れている会社ですが、その“人財”の部署で働くやりがいについても、ぜひお聞かせいただけますか?
堀口:この部署で働くやりがいは、“誰かの人生の節目に、本気で寄り添える仕事”だということです。入社されるみなさんは、たくさん悩んで、覚悟を決めてFCEを選んでくれた。入社初日にお会いした瞬間、胸がいっぱいになります。私は、この選択を絶対に後悔させたくないし、「FCEを選んで良かった」と心から思ってもらいたいです。採用して終わりではなく、入社後の成長までを一緒に伴走できること。それがゆくゆくFCEの成長に直結することが、人財としての最高のやりがいです。
そこに、人財の仕事の深い喜びがあります。
――「3年で10年分の成長」というキーワードがありますが、それができたなと思うことはありますか?
堀口:はい、たくさんあります。(笑)
わかりやすいところで言うと、ちょうど2年目の終わり頃、私はフォーサイト手帳の部署にいたのですが、その中でアプリ開発チームに抜擢していただくことがありました。本来なら経験のあるベテランメンバー3〜4人で担当するような領域を、「やってみたいです」と手を挙げた2年目の私にチャンスを託してくれたのはFCEならではだと思います。
中途採用チームでも、経験ゼロからチームリーダーに挑戦させてもらい、営業以外の領域に踏み出すチャンスも得ました。どちらも “10年分の経験値” に匹敵する学びでした。
ただ、これは「成長したいから任せてもらえた」わけではありません。
アプリも採用も、誰よりも触り、知り、考え抜いて、“まず自分ができること”を積み上げてきたからこそ「任せよう」と思ってもらえた、と感じています。
みんな忙しい中で、+αの仕事を自ら取りに行く。その積み重ねが自信になり、手を挙げる勇気につながりました。
結果として、FCEの環境と周りの支援が後押ししてくれて、「3年で10年分」を作れたのだと思います。
まとめ
私が今回見つけた「3年で10年分の成長ってどういうこと?」に対する答えは、“Win-Win”という考え方が、
言葉ではなく行動として息づいていることです。
堀口さんの1日を通して、どの場面でも、相手の立場を思いやりながら、
一緒により良い方向を考える姿勢を感じました。
「誰かのために動くことが、自分の成長につながる」──そんな価値観が全員に共有されているのがFCEです。
また社内ミーティングでは、“集合天才”という言葉の通り、一人ひとりが異なる強みを持ち寄り、チームとして成果を出しているのが印象的でした。
トップだけでなく、若手社員までが主体的に意見を出し合い、互いに学び合う。その積み重ねが、FCEの「3年で10年分の成長」を支えているのだと思います。
この現場を見て、「私もこのチームの一員として、一緒に成長したい」と心から感じました。
次回は誰に密着できるのか…今から楽しみです!