「集合天才」
FCEにとっては当たり前の四文字熟語。
私たちの目指すチーム・組織のあり方や人と人の繋がり方をあらわすコアコンセプトです。
間違っても「天才を集めよう!」ということではなく、
「一人ひとりは天才でなくても、志をひとつにして、力を結集し、シナジーを創り出すことで、チームとして天才を凌駕する結果を出そう!」という考え方です。
かのゼネラルエレクトリック社やその母体となるトーマス・エジソン主宰のラボではこの考え方のもとたくさんの有用な発明が生み出され、後にGoogle社でも取り入れられていたという、実は歴史が深い「集合天才(collective genius)」。
FCEの歴史を紐解いていくと、なんと1964年(昭和の東京オリンピック開催年!)に前身のコンサルティング会社(の更に前身の会社)が産声をあげた頃に掲げられ、現在のFCEまで50年以上にわたり脈々と受け継がれてきているものなのです。
だからFCEにとっては当たり前。
当たり前のように大切にしているもの。
当たり前・・・?
「当たり前」で終わらせていいのか…?
当たり前なことほどもう一度「あえて」考えてみよう。
世の中は刻一刻と変化していて、さらに昨今は新型コロナウィルスの出現により暮らし方、働き方、繋がり方が一気に変わりました。
また、FCEは環境適応業を営む会社であるため、事業領域は社会の変化ととも変化をし、事業内容も形を変え続けています。
そして、嬉しいことに働く社員の人数も毎年増えています。
日々変化を目の当たりにする中で思いました。
FCEが集合天才をこれまでもこれからも目指していくことに変わりはないけれど、今のFCEにとって
「集合天才を目指すって、つまりは、どういうこと!?」
集合天才は、「自立し、努力する個人」が「同じ志のもとに有機的に繋がる」ことによって実現されます。
「個の時代」というフレーズをよく耳にしますし、働き方をはじめ自分の価値の発揮の仕方・方法は多様化しています。
それでも、どのような形であれ個と個が繋がって、1+1を2より大きくするようなことは今後も目指していくべき。
そんな現代だからこそ、「個」と「チーム」という2つのエッセンスを含んだ「集合天才」という考え方を、今のFCEなりに言葉にすることができたら、とても価値があると考えました。
ということで、50年以上の歴史をもつ「集合天才」と改めて向き合うことになりました。
集合天才的に「集合天才」を考える
向き合うといっても、そう簡単に答えは導き出されません。
私たち(リレーション推進部)もこのプロセスを通じて日々成長中です。
さぁ、ここまでの経緯をざっと紹介させてください(笑)
①集合天才って何?の再定義を意気揚々と始めるリレーション推進部5名。
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②何度も話し合いを重ねるリレーション推進部5名。
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③煮詰まるリレーション推進部5名。
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④代表の石川さんに相談・報告。
「いやいや、FCEは集合天才なのだから、集合天才を考えるなら、集合天才的なアプローチをしないと!!!」
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⑤ピカーン!灯台下暗しとはまさにこのこと。
リレーション推進部だけで考えようとしていた自分たちを反省。
「今いる社員みんなで知恵と経験を出し合って集合天才的に集合天才の再定義(言語化)をしよう!そのプロセスこそ、更にFCEというチームを強くする!」
↓
⑥『集合天才アップデートプロジェクト』全社で始動!
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⑦「あなたにとって集合天才」「ずばりFCEって集合天才?」「あなたのチームの集合天才エピソード」「世の中の集合天才」「集合天才を高めるならコレ」などの声を全社員から集める。集合天才のパズルのピースがたくさん集まる。
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⑧全社員ワークショップ『集合天才de集合天才』を開催!
数名ずつのグループに分け、上で集まったピースを眺め、ディスカッションしながら、集合天才の定義を組み立てる
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⑨全21個の集合天才の定義(仮)が集まる ←今、ココにおります!!!
このプロセスそのものから、集合天才について学び、深めている、高めている状態です。
当たり前を疑ってみる・もう一度見つめてみることから始まった集合天才的に集合天才を再定義する全社プロジェクト!
まだまだ始まったばかりですが、今後も全社的な取り組みとして、社員全員で私たちの目指す組織のあり方を言葉にしていきます。
これからの時代のチームづくり、組織づくりのヒントになるよう、引き続きFaCE!にてご報告をさせていただきます。
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